中国で反日デモが激化している。
北京の日本大使館に投石がされ、大使館公邸や日本企業の入っているビルのガラスも割られ、日本料理店が襲われた。
これだけの規模の反日デモが行われたのは、72年の日中正常化以後はじめてのことである。
小泉首相の靖国参拝、歴史教科書問題、領海問題などの政治問題で対日感情が悪化しているということが繰り返し指摘されている。
しかし、多くの中国ウォッチャーが言うように、現在の反日機運を中国人の総意であるとか中国政府の外交カードであるとか考えるのは控えた方がいいだろう。
日本のなんらかの具体的な政治的アクションに対する批判であるというよりも、この反日気運はこういってよければかなり「記号的なもの」であるような気がする。
つまり、それは「そうすることによって、あなたは何を言いたいのか?」という問いを引き出すための誘発性のメッセージであるように私には思われる。
こういう問題を考えるときにいつもそうするように、私は立場を換えて考えてみる。
もし、私が中国の大学の教員であり、(日本における私と同じく)「愛国者」ではあるけれど、政府の方針やマジョリティの心情とは必ずしも一致しない政治的意見の持ち主であるとしたら、この「チャイニーズ・ウチダ」の目に日本政府と日本人はどんなふうに見えるだろう。
これはどなたが想像してもだいたい答えはひとつところに落ち着くだろうと思う。
それは「何を考えているのか、わからない」である。
小泉首相にしても町村外相にしても、中国政府に対して言っていることは「原則的にこれまで日本政府が言ってきたことの繰り返し」であり、べつに新味があるわけではないと同様、とくに危険で挑発的なことを言っているわけでもない。その限りでは、「どうしてこれまでと同じことを言っているのに、急に怒り出すんだ。中国人は何を考えているのか、わからんね」というふうに首相や外相が思ったとしても不思議はない。
でも、テレビの画面で中国問題についてコメントするときの日本の政治家の顔つきと声を「中国人になったつもりで見ると」、日本人には感知されない種類の「薄気味の悪さ」がそこに出現してくる。
そこには自分の政治的メッセージを中国の人々に「理解してもらいたい」という思いがまったく感じられないからである。
死んだ魚のような目をした人間がうつろな目を中空にさまよわせながら、「ぼくの気持ちをわかってください。あなたを愛しているんです」とせりふを棒読みにしてみても、たぶん彼の気持ちを理解したい気分になる人はいない。
「だから、『悪かったって』謝ってんだろ。ったくよお」
というような「謝罪」をにこやかに受け容れる気分になれる人間はいない。
それに似ている。
言っている「コンテンツ」には特に破綻がない場合でも、メッセージをつたえるときの「マナー」が「コンテンツ」を理解しようとする受信者の意欲を致命的に損なうということはありうる。
中国問題についてコメントするときの日本の政治家や政論家に感じるのは、この「マナー」への配慮の(ある人間においては意図的な、ある人間においては無意識的な)欠如である。
中国の人々はこの「メッセージのコンテンツとそれを載せるマナーの間の乖離」に「薄気味悪さ」を感じているのではないか。
私はそんなふうに思われる。
靖国神社問題にしても、歴史教科書問題にしても、私はある種の愛国主義的心情がそういうかたちでコントロールを失って露出することは「ありうる」と思っている。多様な政治的意見が併存することに私は反対しない。それが政治的に非常に危険なものになるのでない限り、私自身はあまりナーバスにはならない。
しかし、現に多くの中国人がこれらの問題でナーバスな反応をして「日本の再軍国主義化」や「植民地主義的侵略」について「本気で」危機感を募らせているとしたら、これは真剣に考えるべき問題だろう。
日本が再軍国主義化して、植民地主義的な侵略を行うことを支援する国は国際社会には存在しない。
アメリカもEUもASEAN諸国もロシアも誰も日本の軍国主義化を支持しない。
国際社会に誰も支持者のいない外交的オプションをあえて選択して、国運をかけてそれを貫徹するだけの政治力も信念も日本政府は持っていない。
これは断言してもいい。
国内的にはどうか。
国歌や国旗へ敬意を払えとか、教育基本法の改定とか、一部の政治家があらわに右傾化していることはまぎれもない事実である。だが、これが軍国主義化するところまで行くという判断に私は与しない。
刻下の経済状態で軍事強化を政治的な優先課題とするということは、社会的インフラ整備も教育も福祉も保険も年金もぜんぶ「後回し」にして、国民の物質的・精神的窮乏を代償にして軍事的威信を構築すること、つまり日本を「北朝鮮化」するということである。
このような政治的選択を掲げる政党が総選挙で日本国民の過半数の支持をとりつけられるという見通しに私は与しない。
ネット上で好戦的なナショナリズム言説を吐き散らしている若者たちは「徴兵制」の施行を求め、彼ら自身が一刻もはやく入営して青春の日々を軍事教練で過ごしたいと切望しているというふうに私は考えない。
つまり、国際社会も国内的状況も、日本が軍国主義化し、植民地主義的な侵略を展開する客観的情勢にないということが冷静に考えれば誰にもあきらかであるにもかかわらず、中国の人々がなおそのような政治的オプションへの道を進む日本のすがたを想像することを止められないとするならば、理由はたぶん一つしかない。
それは、日本の政治家の対中国メッセージに「なんだか薄気味が悪いもの」が伏流していると彼らがいつも感じているからである。
おそらく日本人政治家が無意識的に垂れ流している「なんだか薄気味が悪いもの」を平均的な中国人は彼らの「既知」に還元することで、名付けようとしているのだ。
そのときに呼び出される「既知」がおそらく「日中戦争の記憶」なのである。
日本人が中国にもたらした最悪の災禍に同定することで、この「なんともいえない薄気味の悪さ」は具体的なイメージに置き換えられる。
そうやって、「最悪の事態」を想像することで、彼らは「納得」しようとしている。
たぶん。
中国や韓国に対するときの日本の政治家や官僚の「木で鼻をくくったような」非人称的な語り口が隣国ではげしい反発をまねくのは、言っている「内容」以上に、その「語り方」に対話への志向が欠けているからである。
私はそう考えている。
すべての国には「刺さって抜けないとげ」がある。
アメリカとイギリスは「旧宗主国」と「植民地」の関係であり、独立戦争のときの血なまぐさい殺し合いをアメリカ国民も英国民もたぶん忘れてはいない。
そのアメリカでは北部諸州と南部諸州は国土を二分して壮絶な南北戦争を戦った。戦闘が終わったのは明治維新のわずか3年前のことである。
フランスとドイツは普仏戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦と国境をはさんで両国とも数十万から数百万人の戦死者を出す殺し合いを80年間に3回経験した。しかし、その両国のパートナーシップがいまのEUの核になっている。
どこでも「とげ」は抜けていない。
しかし、今のところ、英米間や独仏間あるいはアメリカの南北州間で「怨念」や「謝罪」についての感情的な議論が前景化する見通しはない。
過去に抑圧的な植民地支配があり、抑圧があり、差別があり、殲滅戦に近い殺し合いがあっても、そのあとに親しい同盟関係や共同体を構築することは可能である。そのことをこの歴史的事実が証明している。
だが、日本と隣国のあいだには、それができない。
とすれば、それは「事実」のレベルの問題にはないということである。
条約の整合性や外交戦略の首尾一貫性とはかかわらない次元の問題だということである。
それは「過去の事実」をどのような政治史的文脈のうちに位置づけるかにかかわる共同的なヴィジョンの次元、政治的幻想の次元の問題である。
日本の政治家にはそのようなヴィジョンがない。
彼らは過去の政府見解を棒読みで繰り返す。
彼らが政府見解を棒読みするのは、もし彼らの外交戦略が失敗しても、それは過去の政府の責任であり、彼らの責任ではないと考えているからである。
このメンタリティは不良債権で銀行をつぶした経営者や、在任中に事件化しなければいいと不祥事も申し送りして退職金を受け取って逃げ出した多くの企業経営者と似ている。
ほとんど同じと申し上げてよい。
私たちの国の何年か前の首相は、自分が受け取った1億円の政治献金について「忘れた」と言い続けて刑事訴追を免れるつもりでいる。
「責任を取りたくない」というのがこの人物の政治戦略の基本である。
この元首相をかばいつづける現在の為政者たちもきっと本質的には彼の同類であろうと私は思っている。
「責任を取りたくない」人間が語ることばを隣国の人々に「未来をひらく対話のためのシグナル」だと信じさせることはたいへんに困難である。
絶望的に困難であろうと思う。
中国の「反日デモ」は記号的な出来事ではないかと私は最初に書いた。
それは「そうすることによってあなたがたは何を言いたいのか?」と私たち日本人が問うことを求めている。
私はそう思っている。
そして、私が聴き取った彼らからの声は「日本人よ、私たちに届く声で語ってはくれまいか?」というメッセージである。
投稿者 uchida : 2005年04月10日 12:27
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ひと月遅れですが、最近この記事を知り、TBさせてもらいます。 [続きを読む]
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» 『罪を憎んで人を憎まず』? from 俺の好きなように打たせろ
…なんてことを言っている人がいますが、これは
「僕の靖国参拝という罪は憎んでくれてもいいけど、僕個人は憎まないで下さいね。」
ということだろうか。... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年05月17日 20:50
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…なんてことを言っている人がいますが、これは
「僕の靖国参拝という罪は憎んでくれてもいいけど、僕個人は憎まないで下さいね。」
ということだろうか。... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年05月17日 20:50
» 靖国参拝の不思議(上) from ◆木偶の妄言◆
毎年8月15日に「全国戦没者追悼式」が開かれている。1963年の閣議決定以降、政府主催で毎年行われているものだ。82年以降は「戦没者を追悼し平和を祈念する日」と... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年05月23日 17:01
» 中国人民解放軍幹部、米国に核兵器使用の可能性警告 from 子育てパパのブログ日記(Blog・Trek)
中国人民解放軍の朱成虎・国防大学教授・少将は、外国人記者との会見で「米国が台湾海峡紛争に軍事介入するなら中国は米国に対し核攻撃する用意がある」と語ったと報道さ... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年07月17日 09:10
» 「ある大学院生の日記」への返事 from 噛むゾ!
内田樹教授のブログのエントリ 反日デモの伝える声 に対して,バカげた脊髄反射をする人がいたので,内田先生のファンとして頭にきたので,以下のようなコメントをポスト... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2006年05月05日 16:05
はじめまして。ブログになる以前から読ませていただいておりましたが、コメントは初めてです。
今回のエントリーでのお話は、内田先生らしいとも思える読み(というか独特の角度)ですが、今ひとつピンとこなかったのも確かです。
私は今回のデモにヘイト・クライムの臭いをどうしても感じてしまいます。上海で二人の日本人留学生が「日本人という理由で」殴られたというニュースに触れて、ますますそう考えるべきではないかと…(詳細がわかるまでは感情的に考えてしまうのを抑えるべきかとも思いますが)。
デモの参加者が学生などの若年層であることも、衝動的で愉快犯というかはけ口を求めた無意味な行為であろうことを想像させます。
また内田先生がおっしゃる「気味の悪さを感じる中国の人」という主体も、実はピンとこないのです。それは政府関係者でしょうか?それとも「大衆」でしょうか?ひっくるめた全中国の人でしょうか?
私の狭い交友からも、一枚岩の「中国の人」という像は見えてこないのです。(単純に考える時でも、党の人(儲けてる人)と一般の人(儲けてる人)、その他の人(儲けてない人)ぐらいに分けて考えないと、もうわけがわからない気がします)
そんなこんなで、久しぶり(というかもしかしたら初めて)の大きな違和感を持ってしまいましたので、急にコメントさせていただきたく思いました。
今後、どこかで中国の今回のデモをヘイト・クライムとあわせて考えている者がいるぐらいのことをお考えいただければ幸いです(ほんの片隅で結構です)。
どうかこれからもご活躍ください。以上です。
投稿者 uumin3
: 2005年04月10日 22:02
ご無沙汰しております。
先日は、ブログ出演させていただいてありがとうございました。
よく覚えていらっしゃいますね!私は忘れてました!
でも、ちゃんと思い出しました!(webで検索。)
さて、4月の18日、19日はアインシュタインの命日
ということで、こんなイベントが企画されています。
http://www.ils.uec.ac.jp/WP2005/wplight.htm
私は、もう、登録しました。
島原は、4月19日 19:53にに消灯です。
世界平和を願って。。
投稿者 ishimori
: 2005年04月11日 01:43
UUMIN3さんのコメントにあるように、先生独特の見解ですね。
自分は、概ね「なるほど」と納得できるものではありました。
あえて概ね、と申し上げたのは、比較されたヨーロッパ・アメリカ諸外国間の関係性と、日中のそれには、基本的な違いがあるような気がするからです。
自分の知り合いに、優秀な中国人の青年がおります。
留学生として日本の大学で学び、卒業後も日本で就職。
日本を愛し、日本人の友人も多い、大変「親日家」である20代後半の男性であります。
中国でも、比較的恵まれた家庭環境・経済環境にあった、という説明も加えておきます。
そのような背景の彼であっても、
「日本人には、負けたくない。絶対負けない自信がある。中国の経済が、今に日本の経済を追い抜き、GDP世界第2位を獲得するのだ」ということを、公言しています。
誤解なき様、再度補足致しますが、彼は決して敵対的ライバル心を持つ人でなく、「日本大好き」な人物。
けれど、「日本に(だけ)は負けたくない」という気持ちが、根底に存在するというわけです。
それは、歴史的な日中間の悲しき諸々の出来事に起因するもの、というよりは、
近代現代の経済的ビハインド、が最も大きな理由になるのか、と考えております。
(ビハインド、とあえて表現しましたが、それが悪いことだとも、キャッチアップするべきものだとも、私個人は考えませんが。)
先生がおっしゃる「薄気味悪さ」に加え、前述(長々とすみません…)の要因による、反日エネルギーが暴力的行為に変換されてしまった、というのが、この度のデモの正体なのではないか、なるほど、というのが自分には最も腑に落ちる内容でございました。
日々、自らの生活に明け暮れる自分には、何一つ出来ることはありませんが、過剰なナショナリズムにかぶれることなく、中立的見解と自分の素直な感情の共存に、注力することとしたいです。
はじめまして。いつも興味深くかつ楽しく読んでいる者です。
今回のさまをテレビで見て、彼の立場此の立場いずれに思いをいたしても大変悲しい気持ちです。
「マナー」への配慮の欠如、という視点論点は僕としても納得的でありました。
しかし、内田さんが「チャイニーズ・ウチダ」の目に映る像として描く小泉首相や町村外相の姿と同じことが、中国の姿にも言えるように思います。
僕は、『「愛国者」ではあるけれど、政府の方針やマジョリティの心情とは必ずしも一致しない政治的意見の持ち主である』、と自分を認識していますが、その僕が外務省に呼ばれた王毅駐日大使をテレビのニュースで見たとき、「薄気味の悪さ」を感じたのは事実です。
あまつさえ「法律に従って」警備をしました、安全を確保します、だけの言葉で謝罪もないわけですから、その顔つきも併せて受けとめると「何を考えているのか、わからない」どころではなく、「何が悪いってんだ。当然の報いだろ。自分の胸に手を当てて、今まで俺たちに何してきたかよーく考えてみろ」という思いを感ぜざるを得ない気にさえなります。
政治的幻想の次元の問題であればこそ、まさにご指摘の如く共同的であるが故、その責めは片方のみに帰せられるものではないとかんがえます。
とまれ、両国において感情的な議論がこれ以上活性化しないことを祈る気持ちであります。
こんにちは。当方のブログで言及させていただきました。
http://d.hatena.ne.jp/snusmumrik/20050411
投稿者 snusmumrik
: 2005年04月11日 10:23
本文を読んで最初に感じたことは、政治家、公務員が明らかに悪いことをしているのに、「申し訳ありませんでした」という姿をマスコミ報道で見ることでした。それが、あっ又やってるのか、と見慣れてしまう怖さ。それで許されるのならいいよね。政治の世界もいろいろ小競り合いやってるけど、自分のことしか考えてないよね。大分前に書かれていた江戸時代の外交交渉のことも思い出しましたが、今はそれより国内のこの甘い生活感から来る何かでしょうか。
初めまして、内田先生のブログいつも楽しく拝見しています。
こういう場でのコメントはあまりしたくない(恥ずかしい)のですが、誰も言わないので、コメントしたいと思います。
この問題で内田先生が感じた「薄気味悪さ」は、感じて当然の事と思います。なぜなら、日本、中国、韓国の三国とも「ある事々」を隠しているからです。
ここで、幾つか質問をしたいと思います。
日本は、当時朝鮮半島を植民地化し、搾取し、略奪したと言われています。
では、何をどの様に搾取して、何をどの様に略奪したのでしょうか?
そもそも、当時の朝鮮半島がどういう体制の国で、どういう情勢だったのか詳しく知っている人はいますか?
日中戦争は、侵略戦争で軍部の暴走であると言われています。
本当にそうなのでしょうか?
もし、軍部が暴走したのであれば、どこの誰がそんな指示を出したのでしょうか?僕は、学校であれ、そういう特集のテレビ番組であれ、聞いた事がありません。
もちろん当時の首相の名前は聞いた事はありますが、「暴走」である以上、首謀者が首相であるはずがありませんよね。
軍部の誰(誰々)でしょうか?
挙げれば限がないので、ここまでにしておきます。
そこで、僕が紹介したい本があります。
『親日派の弁明1.2』と南京事件「証拠写真を検証する」です。
『親日派の弁明』は、日韓併合当時の状況などを、韓国の方が命がけ(マジらしい)で書かれています。
『南京事件「証拠写真を検証する」』は、亜細亜大学の東中野さんが、南京大虐殺についての写真を何年も検証した結果を書かれています。
内田先生には、ぜひこれらの著書を読んでいただきたいと思います。
今起きている「反日騒動」は、上っ面をいくら追っても絶対に解決しないと思います。問題の根本的な捩れは現在にあるのではなく、過去の認識にあると思います。
内田先生
失礼ながら、はっきり言って平和ボケした島国日本人そのものですね。
まず最初に世界の常識を言っておきましょう。
「世界には話し合いなど論外の絶対的事実が存在する」
「話せば分かる」の日本社会が世界から見れば、異常なのです。
(誇るべき異常ですが)
中国韓国の、歴史観は、宗教と同様です。
一切の批判は認めない。批判した者は逮捕される。
これは日本人の言論でどうにかなるような代物ではないんですよ。
キリスト教徒とイスラム教徒で何千年も殺しあってるのと
構造はまったく同じ。「話し合いなど論外」なのです。
私も日本の政治家が中国韓国と言論で戦おうとしない
姿勢には常々腹立たしさを感じています。
しかしそれは中国韓国を論破・説得する為ではない。
むしろ世界に日本の主張を理解して貰うために、発言する
必要があるのです。
たとえば小泉が「従軍慰安婦など存在しない。でっち上げ」
とか「南京大虐殺で30万人殺したなど絶対認められない。
ましてやアジアで3500万人も殺したなど論外中の論外。」
などと発言して(これは多くの日本人の本音であるのは
疑いない)、本当に中国韓国が納得すると本気で思って
いるんですか?だとしたらよほど想像力がない。
一層火に油を注ぐだけです。
でも、私はあえて、火に油を注ぐべきだと思ってます。
それは繰り返しますが、中国韓国を説得する為ではない。
日本の主張を世界に理解して貰うためです。
日本ははっきりと、謝罪すべき事は謝罪するが、
嘘捏造言い掛りは一切認めないと戦う姿勢を見せるべきです。
そして日本の歴史教育をどうこう言う前に、まず中国韓国
が言論の自由化を達成して、先の大戦の再評価を行うべきと
批判すべきです。世界に日本の立場と中国韓国の偏屈な
歴史教育の問題点を理解して貰うために。
重ねて言います。
「世界には話し合いなど論外の絶対的事実が存在する」
これが世界の基本です。
あなたの考えはお人よしで世間知らず過ぎる。
投稿者 kazujp
: 2005年04月13日 15:29
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