2008年12月


Archives

新55年体制へ向けて

『Sight』の取材で、麻生内閣の今後について「予想」をする。 福田康夫の登場を2007年1月に予言したので、「予想屋」...


窮乏シフト

ゼミの面接が始まる。 これまでに49人と面談。ひとり10分から長い人は20分くらいなので、すでに12時間くらい学生たちと...


美食で風邪を治す

忙しかったし、風邪もなかなか直らなかったので、日記の更新を怠っていた。とりあえず備忘のために、この間のできごとだけメモし...


とっても忙しい週末

師走である。 ほんとうにばたばた西へ東へ走っている。 風邪はようやく癒えた。 週末と来週にかけて最後の「死のロード」があ...


100年に一度の危機らしいけど

今年の漢字(というイベントはいつから始まったのかしら)は「変」だそうである。 「変」が「あなた、変よ!」という意味の「変...


日本の外国文学研究が滅びるとき

水村美苗さんの話題作『日本語が亡びるとき-英語の世紀の中で』を鹿児島への機内で読了。 まことに肺腑を抉られるような慨世の...


大学は市場に選別されるのか?

こんな記事を読んだ。 構造改革特区制度を利用して、株式会社が設立したLCA大学院大学(大阪市、学長・山崎正和中央教育審議...


「おせっかいな人」の孤独

鹿児島に行った話を書き忘れていた。 鹿児島大学におつとめの旧友ヤナガワ先生に呼ばれて、鹿児島大学が採択された教育GPの一...


カウントダウン

金曜日の教授会が終わって、年内は会議があと一つ、授業が一つでおしまい。 これで「サラリーマンとして迎える年末」も残り2シ...


小体な共同体へ

お掃除部隊の大活躍で、家の煤払いが一日で終了。 ゑぴす屋タニグチ率いる「お掃除部隊」の諸君の獅子奮迅の人海戦術によって洗...


福翁の「はげしい」勉強法

文部科学省は22日、13年度の新入生から実施する高校の学習指導要領の改訂案を発表した。「英語の授業は英語で行うのが基本」...


ラジオの時代

年末にNHKラジオの収録が二回ある。 ラジオデイズ以来、ぱたぱたとラジオの仕事が続いている。 つねづね申し上げている通り...


宴会知

教務課の忘年会に呼ばれて門戸厄神の居酒屋で行く。 考えたみたら、職員の皆さんの忘年会に招かれたのは、在職18年ではじめて...


「さん」と「先生」のあいだ

『街場の教育論』にいろいろな方から書評をいただいている。 「週刊文春」で先週号に養老孟司先生が、讀賣新聞で福岡伸一先生が...


仕事納めはラジオ

今年は早手回しに煤払いも終わり、年賀状も出し終えたので、今年最後のお仕事に出かける。 元旦に放送する「時事放談」みたいな...


明治の気象

大晦日に掛け取りに払うような借財はないが、「文債」なるものがある。 今年最後のそれはボヤーリン兄弟の『ディアスポラの力』...