2004年11月


Archives

リスクとデインジャー

日本人旅行者がバグダッドで星条旗にくるまれた斬首死体として発見された。 私もおおかたのみなさんと同じように、被害者に対し...


肥満という記号

大学院ではアメリカの肥満事情について報告を伺う。 報告によると、彼の地では、ジャンクフードによる肥満者が白人低所得階層や...


マルクスと片山恭一を読む

終日仕事。『私家版ユダヤ文化論』(仮題)の「ユダヤ人の解放」という項目を書いているうちに、マルクスの「ユダヤ人問題に寄せ...


面接試験が早く終わったので道場に駆けつける

推薦入試。いよいよ入試シーズンである。 毎年のことであるが、今年度の出願者がどれくらい確保できるのか、大学関係者はどこも...


憑きものの功徳

ネットでbk1のランキングを調べたら、人文・社会・ノンフィクション部門のランキングで、『他者と死者』が1位になっていた。...


ラカン的ゼミ面接

ゼミの面接が始まる。 毎年申し上げているが、内田ゼミのゼミ生選抜基準は「まわりの友だちから『あなた変よ』と言われている人...


ジェンダー論の現在と秋の夜の酒

次々と本が出る。 ナバちゃんとの共著、『現代思想のパフォーマンス・新書ヴァージョン』(光文社新書)。これは松柏社から出し...


そのつど晩年

目やにが出るので、目医者にゆく。 結膜炎という診断で、目薬をもらう。 視力検査をしてもらったら、視力がずいぶん落ちている...


東京ファイティングキッズvs大阪ごんたくれガイズ

ゼミ面接三日目。すでに32名が面接に来ているので、もう山は越えただろうと思って、てれてれ面接時間に研究室に戻ると、研究棟...


不幸の手紙

公募推薦入試。 国語の採点仕事を仰せつかったが、総文は受験者が100名ほどなので、すぐに採点が終了。 問題文がむずかしく...


鰻とディセンシーと日猶同祖論

11月17日 『AERA』の取材で、I川記者が来る。 彼は前に村上春樹『アフターダーク』の特集のときにも、インタビューに...


ひさしぶりの甲野先生&飛雲閣で考えたこと

11月18日 朝から授業が二つ。終わって事務室でコーヒーをのんで休憩していると、松田先生が「研究室の前に人だかりがしてま...


甲野善紀先生の講習会

甲野善紀先生の講習会。1年ちょっとぶりの女学院登場である。 昨年、NHK「人間講座」のビデオ撮りのときに、甲野先生の受け...


美山町で松茸を食べる会

稽古でさっそく甲野先生直伝の「垂直離陸」「空中で遊びを取り」「追い越し禁止で力を伝える」技法をさまざまな合気道技に応用し...


アンケートって、そういえばフランス語

「ユダヤ文化論」の講義。何を話すのか一応決めて教場にゆくのであるが、毎回どういうわけかその話をせずに、その場の思いつき話...


インタビュー心得

アンケートを私は信用しないということを書いたら、珍しくコメントがいくつかあった。 いずれも傾聴に値するご意見であった。 ...


親孝行をしたら、いいことがあった

母が来る。岡山の伯母と東京の叔母と三姉妹で神戸のメリケンパークオリエンタルに一泊、それから有馬温泉に一泊、母と叔母はその...


金曜日にはアナグラム

珍しく会議のない金曜日。 授業を一つ終えたあとに、家に戻って、「学報」の原稿(締め切りを一月ほど過ぎていた)を書いて送稿...


松本の「いたずら王」

池上六朗先生との対談本『Right time right place』の最終セッションのために、松本へ。 同行はプロジェ...


私は今日も忙しい(@宇野千代)

ひさしぶりに下川先生のお稽古。 一月ぶりに神楽の稽古をするが、道順をすっかり忘れてしまい、先生にきっちり絞られる。 しか...