2005年4月


Archives

ラス・メイヤーと世之介オフィス

梅田の東映本社試写室でワーナー配給のキアヌ・リーブス主演の「宗教映画」(っていうんだろうな、やっぱり)『コンスタンティン...


道場名改称のお知らせ

E 阪歯科で奥歯の治療。 「いまから注射しますからね、ちょっと痛いですけど、我慢してください」 と E 阪先生が言われる...


ニーチェとオルテガ 「貴族」と「市民」

ニーチェの超人道徳は現代の倫理に二つの重要なアイディアをもたらした。 ひとつは、倫理を静態的な「善い行為と悪い行為のカタ...


あなたの隣人を愛しなさい

入学式。 寒さ続きで、桜は間に合わないと思ったが、なんとか今日は三分咲き。 入学式・卒業式において、学院標語「愛神愛隣」...


教務部長最初の説教

ようやく教務部長デスクのパソコンがインターネットにつながった。 さっそく最初のエントリを新しいパソコンから投稿することに...


『ミリオンダラー・ベイビー』と憲法九条

サラリーマン出勤状態になったら、すごく疲れた。 拘束時間が長くなっただけで、別にエクストラの仕事が急に増えたわけではない...


ひとり使い回し男の悲哀

今日はクラブ紹介。 クラブ紹介の舞台に出てくる教員というのは、私が知る限り過去15年間、一人しかいない。 91 年の4月...


「この球は唯一無二の一球なり」

金曜は一週間でいちばん忙しい日である。 今日はまず朝一のチャペルアワーで新任教員歓迎の礼拝に出席。 今から15年前に私も...


カジュアルなメディア

合気道のお稽古をお休みして、NHKに行く。 ラジオの生放送に出るためである。 「かんさい土曜ほっとタイム」という1時半か...


反日デモの伝える声

中国で反日デモが激化している。 北京の日本大使館に投石がされ、大使館公邸や日本企業の入っているビルのガラスも割られ、日本...


「強い政治的意見」と「弱い政治的意見」

政治的なイシューについて書くと、コメントとトラックバックが急に増える。 隣国のことについて書くと、「私はあなたと意見が違...


港町ブルース

『ミーツ』の江さんがNAGAYAにたいへん痛快なエッセイを書いている。 「都会的なるもの」と「街的なるもの」の違いについ...


業務連絡

すみません。うっかりして業務連絡をアップするのを忘れておりました。 本日から始まる大学院の演習。 「チャイナ・スタディー...


中国の狼少年

演習が三つ連続すると、さすがに疲れる。 でもうまく時間割が組んであって、最初が三、四年生対象のフランス語ゼミ。次が三回生...


ここはシュ、シュ、シュ。

朝起きたら(そういうことはよくあるのだが)、不意にあるフレーズが浮かんできて、それがいつまでも頭の中でリフレインする。 ...


晴れた日曜、道頓堀に芝居を見に行く

大迫力と書くが読みは「だいはくりょく」ではない『ミーツ』のオーサコくんから歌舞伎のチケットを二枚頂いたので、ドクター佐藤...


火事場の夢想

大学淘汰の波がだんだんと足元をぬらし始めてきた。 「全私学新聞」(そういうコアな業界紙があるのだ)によると、文部科学省は...


会議に懐疑

会議の一日。 午後1時から午後8時半まで、途中で杖道のお稽古に1時間ほど抜けさせて頂いた以外は、ずっと会議。 教務部長に...


銀座の恋のソナタ

『初恋』を見終わる。 全66話。一話70分。 計77時間。 よくぞここまで。 終わってしまうと、「続き」が見たくなる。 ...


チャイナ・リスクの四つの要因

大学院の最初のお題は「中国の経済」。 プレゼンテーターは京大の博士課程で経営学を研究している元『ミーツ』の担当編集者のカ...


メディア・リテラシーについて

一年生の基礎ゼミの最初のレポートに「就きたい職業」というものを課してみた。 「就きたい職業」について、「その仕事に就いて...


諸先輩と武藏さん

管理職サラリーマンになって3週間目。 お給料が出たので、明細を見たら「役職手当」がついていた。 一日3000円。 そ、そ...


Taubさんに聞いた「儒教圏」構想

カナダの方からメールを頂いた。 先日「チャイナ・リスク」について私が書いたものを読まれて、地元紙で報じられたある記事の内...


そうだ、マルクスさんに訊いてみよう

「気宇壮大」と「荒唐無稽」のあいだに実定的な境界線はない。 第二次世界大戦以前に「戦後、独仏の同盟関係を基軸にしてヨーロ...


次の総理はこの人

文藝春秋から10500円の振り込みがあった。 中途半端な数字である。 いったい文藝春秋で何の仕事したっけ…と考えたが思い...


ラリー・トーブ&鷲田清一両先生との一日

ブログ日記には何でも書いておくもので、Lawrence Taub さんのことを書いたら、いろいろな人からどっと情報提供が...


拭いたティッシュが五万枚

『冬のソナタ』全20話を見終わる。 今頃こんなところに感想を記すのはまことに時宜を得ない発言であることは重々承知であるが...


受難するリベラルアーツ(じゃキャッチコピーにならないな)

連休初日は教員研修会。 午前9時から出勤。 ○クルートの大学関連系のシンクタンクのみなさんがどどどと登場して、パワーポイ...