2005年5月


Archives

美山再訪

毎年連休の一日は京都の美山町の「哲学する樵」小林直人さんとご令室の「おはぎ」のところを訪れるようになってかれこれ15年に...


またアンケートが来た。

『文藝春秋』からアンケートが来た。 この前は『次の総理はこの人』についてのアンケートだった。 その次は『憲法改正試案』(...


憲法記念日なので憲法について

五月三日は憲法記念日であるので、今年も憲法についてひとこと。 今朝の朝日新聞の報道によると、朝日が実施した全国世論調査の...


ラリー・トーブさんから本が届いた

ウチダ的には連休の初日。 今日と明日が連休であり、五日は「怒濤の愚痴大会」に今年の卒業生諸君が乱入してくるので、彼女たち...


師恩に報いるに愚問を以てす

静かな一日。 朝起きてメールをチェックすると、多田先生からメールが来ていた。 前日、今度の広島での講習会に杖・剣を持参す...


サラリーマンの研究

連休最後の日(早いね終わるのが)は卒業生の「怒濤の愚痴大会」。 颱風グリーンカレーを食べたいというリクエストがあったので...


ノシイカ男の末路

広島での講習会が終了。 筋肉痛で芦屋に戻る。 ふだんの稽古ではほとんど受身をとることがない(口先で指導しているだけだから...


だから写真はやだって

忙しい一日。 朝一で、ひさしぶりに下川先生のお稽古。 本番まで、あと申し合わせをいれて3回しか稽古の時間が取れない。 し...


憲法再論

平川くんが「カフェ・ヒラカワ」で憲法について、ちょっと熱く語っていた。 よい文章である。 論理の筋目と、身体の正中線が合...


会議と対談と「濃い」乗客

朝からゼミが一つ、そのあと1時から7時半まで会議が三つ。 ノンストップ6時間半会議というのは深い疲労をもたらすものである...


空文の効用

「憲法論議」について二度書いたせいで、あちこちから憲法についてのコメントを求められる。 「憲法本」を作りたいので、平川君...


安倍晋三に5000点

なぜかゼミでアジアの話が続いている。 基礎ゼミで「在日中国人の帰化」について、最近日本に帰化したばかりの在日三世のKさん...


業務連絡

本願寺出版社のフジモトくんからメールが来て、「アラーキーのサイン会のご案内」をHP上でしてほしいという。 フジモトくんに...


資本主義の黄昏

NEET についてのゼミ発表のあとにレポートを書いてもらった。 15名のゼミ生のほとんど全員が実にきっぱりと「仕事という...


ウチダ、狂躁する。

つねづね申し上げていることであるが、私はプロスポーツというものにあまり(ほとんど)関心のない人間である。 そんなスポーツ...


忙中閑あり

たいへんハードな一日。 朝一で、大学のメールマガジンのための取材を受ける。 大学案内の取り寄せや受験についての問い合わせ...


「ムラ」的経営者の末路

開校してわずか二年目の法科大学院の志願者が前年比4割減、定員割れとなった大学院も74校中45校(昨年は14校)となった。...


忙しい週末

ブランドのことを書いたら、数学者の娘であるところの “ほんとはいいやつ” ミヤタケ(それにしてもこの先輩後輩は「まくらこ...


日本記号学会にて

日本記号学会にお招き頂いたのは今回が二度目である。 10年ほど前に同志社での学会シンポジウムで武道論を一席ぶったことがあ...


悲しいしらせ

5月23日(月) 昼から部長会。主な報告事項は節電問題(使わない教室の電気は消しましょう)。議事はなし。オフの日に「こん...


ラテスカービベ一袋ちょうだい

5月24日(火)朝一で湊川神社で『巻絹』の申し合わせ。拍子を一箇所間違える。「あ、いけね、あとで先生に叱られる」と思った...


赤澤くんの葬儀にゆく

5月25日(水)ガラス工芸家の赤澤清和くんの葬儀のために岡山へ。数百人の知友が集まった。みんなから愛されていた青年だった...


死者からの贈り物

5月26日(木) ゼミは「クローン」についての発表。 人間の「死」というのはどこで計量されるのか? 生物学的に死んでも、...


Le mort m'affecte

5月27日(金) ゼミのあと、会議が三つ。 「眠たい会議」と「疲れる会議」と「悩ましい会議」であった。 この種別は会議の...


忙しい五月の最後の週末

とっても疲れる五月の最後の週末が終わる。 28 日土曜日は日本武道館で全日本合気道演武大会。 多田塾甲南合気会公式デビュ...


『エデンの西』

死ぬかとおもったぜの五月最後の週末が終わり、10時過ぎまで爆睡。 このところ朝起きても身体のふしぶしに詰まりや凝りが感じ...


コンニャロ光線とのたたかい

朝、学校に行こうと思って道を歩いていると、いきなりガンを飛ばされる。 見知らぬ若い男が私の顔を穴が開くほどじっとみつめて...


松田優作と『ひよこどん』

加藤典洋さんの『僕が批評家になったわけ』にたいへん興味深い挿話が載っていたのでご紹介したい。 リドリー・スコットの『ブラ...