2010年4月


Archives

アカデミアと親密性

私大連のヒアリングがある。 飯学長と二人で、いろいろと大学経営についてのご質問を受ける。 聴き手は広島女学院大学の今田寛...


マスメディアの凋落

光文社から出る『メディアと知』という仮タイトルの本を書いている。 もともとは3年ほど前にやった授業の録音をテープ起こしし...


Just like a barbarian

日本の現在のメディアの「語り口」の定型性について、ずっと書いているうちに、それを書いている自分の語り口の定型性にうんざり...


「なんとなく」の効用

合気道のお稽古に行ったら、入会希望者が7人来ていた。 そのほかに見学者が2人。 このペースで入会されていただくと、遠から...


定型と批評性

マスメディアの凋落について毎日原稿を書いているせいで、ものの見方が偏ってきているのかも知れないが、今朝の毎日新聞の一面の...


死ぬ言葉

入学式。 私にとっては、「最後の入学式」である。 讃美歌412番を歌うのも、学長院長の「お祝いのことば」を聴くのも、これ...


論争するの、キライです

『考える人』の春号が届いたので、開いてみると、「聖書特集」にレヴィナスについてのインタビューが出ていて、「日本の身体」第...


従者の復讐

取材で鳩山政権の迷走について訊かれる。 どうして日本政府はアメリカに対して毅然とした態度が取れないのかというお訊ねである...


政治と経済と武道について語る週末

忙しい週末。 備忘のために、できごとを大急ぎ記しておく。 10日(土)。 早起きして、原稿書き。 『プレシャス』の映画評...


校正地獄

新大阪で降りると大雨。 JR で西宮まで移動して、そこからタクシーで学校へ。会議が二つ。 部長会と学部長会で、入試結果を...


就活に喝

ゼミに行くと欠席が9名。 ほとんどの四年生は最終学年はゼミしか授業がないはずであるので、ゼミに来ないということは、フルタ...


アースダイバーからソールチャペル経由ムラカミワールド

金曜日。授業と会議が三つ。教授会が終わってから、雨の中を天満橋へ。追手門学院大学大阪城スクエアにて、ナカノシマ大学のセッ...


丸亀 revisited

守伸二郎さんにお招きいただいて、多度津で合気道の講習会を行う。 考えてみると、私を合気道の講師に呼んでくださるのは広い世...


大人への道

お休みの日だけれど、取材が二件あるので大学へ。 最初は花王の研究所のみなさん。30 代の中堅どころのチームリーダーのみな...


普天間基地問題がかたづかない理由

毎日新聞からの電話取材。お題は「普天間基地問題」。 新聞の電話取材で数行のコメントで、基地問題のようなむずかしい問題を論...


非実在有害図書

東京都青少年健全育成条例について基礎ゼミの発表がある。 「表現に対する法的規制」というものについて私は原理的に反対である...


はなやぐらの会

土曜日は合気道のお稽古のあと、甲南麻雀連盟四月例会。 お稽古はなんだかめちゃくちゃ人が多くて(新入門の人がまた数名)、5...


「大反論」に反論(じゃないけど)

週刊ポストの中吊り広告を見て、びっくりした話は昨日ツイッターに書いた。 「上野千鶴子に内田樹が大反論!」というアオリの効...


労働について

月曜の「キャリア教育」の一こまと、専攻ゼミで「働くとはどういうことか」についてお話する。 月曜の方は大教室で180人の学...


男性中心主義の終焉

『プレシャス』のオフィシャル・パンフレットが届いた。 不思議な映画である。 あちこちの映画祭で受賞しているけれど、どうし...