2005年12月


Archives

養老先生との一夕

今年一番忙しい一週間の三日目。 昼にH水社のファンキーS山君が来る。 S山君は「七色の髪」をしているとるんちゃんから事前...


当世女子学生気質と落語のはなし

木曜は授業二つのあと2時間ゼミ面接。 これで累計48名と面接したことになる。まだあと三回ほどある。 ここ数年、毎年70-...


レヴィナスの時間

「ことし一番忙しい一週間」の最後は同志社女子大でのイス研の研究例会。 青空のひろがる京都御所の横をとことこ歩いてゆくと今...


未来の未知性について

関西電力のウェブ配信の広報誌 Insight の取材。 Insight では3年ほど前に短期連載を一度したことがあり、そ...


技術ニッポンの黄昏

オダジマ先生が「初期不良」についてこちらでコメントしている。 オダジマ先生はつねにわずかな露頭的予兆から時代の地殻変動を...


生き延びる力

「今年最悪の二週間」もあとわずか。 疲労でぼちぼち足腰が立たなくなってきた。 月曜からレギュラーの授業と会議に加えて取材...


東京へ

言うまいと思えど今朝の眠さかな それにしても忙しい。 これほど忙しい年末は生まれて初めてではないかと思うほど忙しい。 ダ...


そして東京から

予定通り、新幹線車中で論文一本(10枚)を書き上げ、引き続き二本目を書いているところで東京着。 中央線で新宿に出て、バス...


半睡状態のうちにわが家の電化は進む

さすがに「生命エネルギーの前借り」が不良債権化したようで、立っていられないくらいに疲れてきた。 水曜日はオフなのであるが...


文学の世界性とは何か

毎日新聞の「この一年・文芸」という回顧記事の中で、松浦寿輝と川村湊が今年一年の文学作品の棚下ろしをしている中に、例によっ...


涙のエンド・オブ・ジ・イヤー

来年のゼミの選考が終わり、今日、メンバー発表があった。 内田ゼミは今年は希望者が例年よりずいぶん多く、半分以上の希望者を...


甲野先生をお迎えして/「エ」音の話

江さんのことを書いたら、すぐに電話がかかってきた。 「センセ、あんなことブログに書かれたら困ります。もう朝からじゃんじゃ...


無意識のしごと

京大での集中講義第一日目。 京大での集中講義は去年はじめてお招き頂いたもので、そのときは「超・身体論」というものを講じた...


京阪電車のこと

集中講義二日目。 ふだん目覚ましで起きるという習慣がないので、りりりという音を聴いて目が覚めるとなんだか理不尽な目にあわ...


集中講義終わる

京大での集中講義四日間がようやく終わる。 三日目は『北北西に進路を取れ』、四日目は『ゴーストバスターズ』. ハリウッド映...


捕虜と戦陣訓

今朝の毎日新聞によると、第二次世界大戦中に日本を空襲した爆撃機に搭乗して捕虜となった米英軍兵士583人のうち母国に帰るこ...


虫と七拍子とサラウンドスピーカー

世間はクリスマスだが、私にはそのようなお気楽な時間は一刻とて与えられていないのである。 煤払いは25日から28日まで四日...


お掃除するキャッチャー

煤払い二日目。 今日は寝室、廊下、トイレ、洗面所、風呂場の掃除。 寝室は別にそれほど散らかっているわけではないが、絨毯に...


甲南麻雀連盟打ち納め

煤払い三日目は冷蔵庫の「ジャンク」を掃除するのと、ガスレンジの汚れをこそぎ落とすのにえらい時間がかかってしまい、居間の床...


配架の愉しみと語彙について

大掃除は最終日で本棚の整理。 これは時間がかかる。 書棚のどこにどういう本を配列するかで、おおげさでなく、それから一年間...


『亡国のイージス』を観る

年賀状の印字が終わったので、とりあえず一服して、福井晴敏原作、阪本順治監督『亡国のイージス』を観る。 前半のタイトな畳み...


米朝を聴きながら今年の重大ニュースを考える

桂米朝の落語を聴きながら年賀状にネコマンガを描く。 さらさら。 一枚当たり所要時間5秒。 ネコマンガを描いて、「元気?」...