梅雨の合間の好天の一日、佐藤友亮&飯田祐子両人のご結婚を祝う会が芦屋のイタリアン・レストラン “ジョバンニ” において開催された。
ご両人はすでに入籍はすまされているので、お披露目のパーティである。
主催はご両人が関係するところの五つの秘密結社である。
すなわち多田塾甲南合気会、甲南麻雀連盟、うな正会、極楽スキーの会、そしてKC魔女の会である。
合気道をやって、麻雀をやって、鰻を食べて、スキーをして、最後に魔女の宴をワインで締めるといういささか享楽的にすぎるというご批判もあろう生き方をご両人にはぜひこの先完遂して頂きたいという私どもの願いをこめてのプロジェクトである。
この五結社のうち、飯田先生は「うな正会」を除く四団体に、ドクター佐藤は「魔女の会」を除く四団体に参加している(私も「魔女の会」には参加資格がない。この先グランドスラムを達成できそうなのは飯田先生とウッキーだけである)。
12時半開宴であるが、少しはやめに会場に到着。
すでに受付役のイワモト秘書とオーニシ嬢が来ている。
さらに司会役の「大迫力」と書いて「おおさこ・ちから」と読むミーツのおおさこくん、三人目の受付のタニオさん、新郎新婦がご到着。
それからどどどと全員登場。
甲南合気会からは、溝口さん、ヤベッチ、クー、エグッチ、スミッチ、セトッチ、汐ちゃんオーニシさん、ウッキー、タニオさん、ウノ先生、Pちゃん、タニグチさん、イシダ社長、イワモト秘書、イノウエ弁護士。司会のおおさこくんも(休眠)会員である。
甲南麻雀連盟からは、釈老師、ヤマモト画伯、平尾選手(平尾選手は甲南合気会の会員でもあるが、麻雀連盟の方があきらかに出席率がよいので、こちらに算入)、泳ぐ英文学者ワタナベ先生、鉄火場アオヤマ姐御。
うな正会(「街のいけない鰻屋を正す会」。会の発足とその顛末についてはドクター佐藤の1年ほど前の日記をご覧ください)からはだんじりエディター。
極楽スキーの会からはヤマモト先生、ウエノ先生、ミスギ先生、そしてキタロー。
幹事としてご挨拶頂くはずだったワルモノ先生は急用のため残念ながら欠席。
KC魔女の会からはミスギ先生、マメチョー先生、クラナカ先生、ヨコタ先生&ご令嬢、ヨネダ先生、そしてタケナカさん。他にも本学の随所に魔女たちは跳梁跋扈しているそうであるが、今回はこれだけ。
その他分類不能のタチバナさん(合気会の休眠会員ではあるのだが・・・)とタチバナさんのヨットのクルーでドクターの先輩のタナカさん。
阪大関係はそういえばこのお一人だけで、あとは全員KC関係者と140b関係者。
どうも新郎新婦の友好関係には偏りがあるようである。
このような傾向的な人物たちとばかり交際していて、若い二人が今後社会人として十分な成熟が期しうるのであろうかどうか、いささか問題なしとしないのである。
宴はまず新郎のご挨拶から始まり、私が五団体を代表してご祝辞を申し上げて、乾杯。耳を聾せんばかりの「ご歓談」とはげしくゆきかうワイン、ビール、シャンペンなどの酒杯と貪り喰われる大量のイタリアンの隙間を縫って、各団体より祝辞とお祝い品の贈与が行われる。
麻雀連盟を代表して釈老師、極楽スキーの会はヤマモト先生、うな正会はだんじりエディター、合気会はウッキー、魔女の会はミスギ先生と、それぞれから友情あふれるご祝辞を賜った。途中アメリカから国際電話でおいちゃんも飛び入り祝辞。
式の最後に飯田先生がブライドのご挨拶をして、愉しい宴会はあっという間に終了。
青空の下の午後三時にワインの生酔い状態で路上にたたずむ人々が「これから、どうします?」ということになると行く先は決まっている。
二次会はわが家での「結婚奉祝麻雀大会」。
江さん、画伯、アオヤマさん、平尾さん、ワタナベ先生、タニグチさん、そして慌ただしく着替えて新郎新婦が結集。いつものように4時キックオフ。
たぶんこれが今四半期最終戦になるであろう今宵の戦績は
一位 新郎 4戦2勝 +84
二位 ラガーマン 4戦2勝 +56
三位 英文学者 2戦1勝 +42
四位 越後屋 3戦1勝 +25
五位 画伯 3戦1勝 -14
会長は今回も不調で、3戦0勝の-12。新郎が稼いだ分、新婦が浪費して、夫婦トータルでは+4。
鉄火場アオヤマは絶不調が続き、今夜も-125。ついに累計マイナ300。
【通算成績】
【勝率の部】
一位 ホリノ社長 6戦3勝 0.500
二位 ドクター 13戦6勝 0.462
三位 越後屋 10戦4勝 0.400
四位 画伯 15戦5勝 0.333
四位 ラガーマン 15戦5勝 0.333
四位 かんきちくん 3戦1勝 0.333
次点 弱雀小僧 7戦2勝 0.286
八位位はだんじりエディターの0.250。
会長は不調のまま(18戦4勝の0.222の九位で今期を終えたのである)
【半荘平均勝ち点】
一位 かんきちくん 15.0
二位 ドクター 13.9
三位 ホリノ社長 13.3
四位 越後屋 12.9
五位 エディター 11.4
六位 弱雀小僧 10.7
七位 画伯 9.9
八位 ラガーマン 6.7
驚くべきことに、トップは最近ご無沙汰続きのかんきちくんであった。
3戦1勝でタイトル奪取とはずるこい男である。
平均プラスは以上八名。
会長は平均-1の九位(泣)。
ちなみに鉄火場姐御の平均点は-32.9。あの・・・これって毎回「ハコ下」ってことじゃないですか、アオヤマさん。
釈老師、カワカミ牧師の「聖博徒コンビ」も今期はついに未勝利に終わった。
七月開幕の第四四半期での会員諸君の(というよりまず会長自身の)健闘を期すのである。
雀力が諸君と共にありますように。
結婚式二次会麻雀は10時に終了。ただちに全員テレビの前に移動して、ワインをのみつつ「日本―クロアチア戦」鑑賞会。
こういうものは大勢で見る方が楽しいのである。
画伯は監督が憑依したらしく「ヤナギサワ、お前は交代だ!」とか「バカ! タマダ、そこはパスじゃないだろ、シュート打て、シュート」とうるさいこと。
ラガーマンは日頃「タックルされても倒れない」ことを身体運用の基本としているので、選手がへこっと転倒するたびに「なんで、そんなとこで倒れるんだ!」とイラついている。
ラグビー選手がサッカーをしたらどうなるんだろうと思って訊いてみたら、ときどき遊びでやるそうである。
さすがにボールをホールドすることはないけれど、ゴール近くまで相手に攻め込まれると、本能的にジャージをわし掴みしてしまうのだそうである。
逆にサッカー選手にラグビーをさせたらどういうことになるのであろうか。
試合は0-0で「痛恨のドロー」。
正午から真夜中まで、ぶっつづけ12時間遊んだことになる。
新郎新婦はじめみなさんたいへんお疲れさまでした。
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(2006-06-19 11:22)