甲南麻雀連盟六月例会

2006-06-11 dimanche

われらが不満の五月の後、ひさしぶりに甲南麻雀連盟の例会が「ドクター佐藤快気祝い」のタイトルのもとに開催された。
開催が決まったのが、前日のこと。
そのさらに前日に越後屋さんと画伯が亀寿司中店でばったり会って、画伯が「最近麻雀やってないね。ウチダに土曜日にやろうっていっといて」と(例によって)有無を言わさぬ命令口調で伝言されたので、伝え聞いたウチダは「ドクター佐藤の快気祝い麻雀」をしようねと口約束だけしてあとのことを忘れていたことを思い出して、急遽開催の運びとなったのである。
とういわけで今回はシニアメンバーだけの召集となった。
ユースの諸君はまたこんどね。
直前での召集にもかかわらず、呼びかけたシニアメンバーは弱雀ジローとホリノさん以外は全員即答で参加というあたりに甲南麻雀連盟のリーグ戦にかける会員諸兄諸姉の気概というものが伺い知れるのである。
合気道のお稽古でさわやかな汗を流したあと、恒例のごとく4時キックオフ。
すでに3時半にパドックには画伯が快気祝いのシャンペンを片手に登場していた。入れ込みが半端じゃないね。
初戦のメンバーは画伯、老師、越後屋、そして会長という実にシニアな面子。
既報のとおり、会長はこの第三四半期は絶不調であった。
10戦して1勝。累積負け点80。4月1日以来勝ち星がない。
調整のために地方競馬を回ってみたが、そこでも対面から「チー」しようとする初心者の「せいうち」相手にボロ負け。(「せいうち」はポン、チー、ロンすべての場合に「あっ!」と絹を裂くような悲鳴を上げる)。
捲土重来を期して臨んだ第一半荘で、とりあえず4月1日以来の勝利。
そのあと鉄火場アオヤマ姐さんを迎えてはげしい打牌の応酬があり、ここで南二局の親のときに、老師、越後屋、姐さんに三人立直を食らって、こっちも引かずに打ち返しているうちに姐さんが運悪く私の当たり牌の緑發をつかんで混一色緑發南の親満に放銃。
この親満で一気に風向きが変わって姐さんはマイナス2ハコで、私の圧勝。
その他の方々の戦績をご紹介しておく。
今回の冠大会の主役ドクター佐藤は4戦2勝で満足の笑顔。
前回まで6戦4勝、ダントツの勢いであった画伯は今回5戦0勝で、勝率を三割台に落とした。
勝率5割、勝ち点100のだんじりエディターも今回は3戦して勝利なし。
それも私が親のときに四暗刻を自摸上がりしたのに勝てなかった。
このときトップは越後屋さん。
今期3戦1勝、勝ち点35と、好位置につけていた越後屋さん、本日は4戦2勝で勝率を7戦3勝の0.429に押し上げ、累積勝ち点も100を越した。
ひさしく不振をかこっていたラガーマン平尾、今回は5戦3勝、残る2戦もプラスの二位の「ノーヒットノーラン麻雀」で累積勝ち点をプラスに戻した。
結局、ボロ負けしたのは姐さんと、W 杯のイングランド戦のゆくえが気が気じゃなかった「泳ぐ英文学者」。
川上牧師と釈老師はつねのごとく宗教家らしい端正なたたずまいで勝敗を超越した麻雀三昧の境地を豊かに味わっておられたようであります。
真夜中近くに最後の半荘に参戦された芦屋麻雀ガールは親のハネ満を上がって「きゃー」という歓喜の悲鳴をあげていたが、残念ながら今期初勝利はならず。
昨日の戦績は

1位 ラガーマン  5戦3勝 136点
2位 連盟会長   5戦3勝 73
3位 越後屋 4戦2勝 69
4位 ドクター 4戦2勝 60

というものでありました(5位以下はマイナスね)
おまちかねの通算成績

勝率部門
1位 ドクター 0.444
2位 越後屋 0.429
3位 画伯 0.364
4位 エディター 0.333
5位 ラガーマン 0.273
会長は0.267で6位。
半荘当たり勝ち点
1位 越後屋 14.9
2位 画伯 14.7
3位 エディター 12.6
4位 ドクター 10.7
5位 ラガーマン  4.1
ここでも会長は次点の-0.6。

6月中にもう一戦できなければ、第三四半期の戦績はこれで決まってしまうことになる。
累積点数がマイナスとなるのは、まことに遺憾であるけれど、勝負は運否天賦。7月からの第四四半期に再起を期すことにしよう。
なお、熱戦中に何度か電話があり、それぞれに対してたいへん無愛想な対応に終始したことを関係各位にお詫びしたい。
とくにA新聞のK林記者からの電話のときは親の立直をかけたところであったので、受話器片手に自摸をしていたので、何を話したのか覚えていない。
K新聞からの講演依頼も言下にお断りしてしまったが「いまそれどころじゃないんです」という言葉はそういう意味でもあるんです。
愛想なしですまないことをした。
いずれにせよ、どのような用件であろうと、土曜日の午後に私の自宅に電話をかけた場合に「快諾」の返答が得られる可能性が他の週日に比して有意に低いということは関係者の方々にはぜひお覚え願いたいものである。
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