さまざまなスピンオフ

2006-05-10 mercredi

甲南麻雀連盟会員急増のために、いくつかの支部が成立することになった。
最初のスピンオフは初心者ばかりの「あすなろ麻雀の会」。
これは会の設立後に麻雀を覚えたばかりの芦屋麻雀ガールと神戸麻雀ガールと明石麻雀ガールら「麻雀ガールズ」系の会で、本部は芦屋公光町。
すでに先週、第一回の例会が開催されたそうである。
これに呼応して出来たのが「しらぎく麻雀の会」。
こちらは「オーバー40歳」限定のシニアの会。
メンバーはだんじりエディター、釈老師、カワカミ牧師、ワタナベ先生、ホリノ社長、そして私という濃いいいメンバーである。
さらに昨日発足したのが「クローバー麻雀の会」。
こちらは大学院の聴講生たちだけがメンバー。
昨日、その最初の例会が芦屋大原町にて開催された。
「突然ですが、本日ゼミの終了後に麻雀やります。興味のある方はどうぞご参加ください」とご案内したところ、たちまちわらわらと8人が集まった。
最年長は公認会計士のマスダ氏、最年少はセイウチ。
かんきちくん(当然だな)、明日香さん(増田聡くんのご正室・・・って別に側室がいるわけではないです)、自宅で麻雀教室を開いているというタケウチさん。雀歴20年で、私と麻雀をやるために東京から引っ越してきたと豪語しているイチクラくん。それに麻雀初心者のシライくんとスナダくん(「ムラサキの友人」という自己紹介で登場したが、当のムラサキに訊くと「スナダ? 誰だっけ?・・・ああ、アレね」というたいへん冷たい対応であったことを付記しておく)。
くじびきでプレイヤーを決め、意欲満々で登場したマスダ氏とタケウチさんは残念ながら抜け。マスダ氏には別卓で初心者のための「麻雀教室」を開催してもらい、こちらは早速まじめに打ち始める。
かんきちくん(京大D3)、イチクラくん(東大D3)という東西博士課程野郎対決ならびに、セイウチと私の師弟対決という興味深い布陣であったが、結果については特に贅言を要すまい。
最初の半荘は私が軽くトップ。
二抜けでイチクラくんとタケウチさんが入れ替わる。
タケウチさんがスパゲッティを茹でていたので、とりあえずイチクラくんが「代打ち」をする。
東二局でいきなり私の「リータンピン・ドラ3発」の親ハネ18000点を振り込んで、たいへんなハンディを背負ってタケウチさん登場。
その後も私は「立直・混一・一並刻・ドラ3」親の倍満24000点をセイウチからせしめて楽勝街道を悠々と進行していたのであるが、セイウチは意外にしぶとく、ハコから甦って「アオ・リンシャン・ドラ4発」親の倍満などを上がり返してたいへんスリリングな展開となったのであった。
トータルは

会長(2戦2勝、わはは)プラ93
イチクラくん マイナ1
セイウチくん マイナ7
かんきちくん マイナ35(よえー)
タケウチさん マイナ50(この敗戦責任はもちろん開局早々に親ッパネを振り込んだ代打ちにある)。

これは「クローバー麻雀の会」の戦績であるので、甲南麻雀連盟の公式記録には算入されないのである。
将棋における名人、棋聖、王将のようなタイトル戦とお考えいただければよろしいかと思う。
タイトルがふえたのであるから、会員諸君はさまざまな名誉をめざして一層精進されんことを会長からお願いしたい。
では天来の雀力が諸君とともにありますように。
May force be with you!
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