連休最後の広島行き

2006-05-08 lundi

連休最後の週末は、広島の多田先生の講習会。
毎年、同じ時期に同じ日程で行われるイベントであるが、今年は趣向が違ったようで、土曜日午後6時に県立武道場に到着したら、もう一日目の日程は終了していた。
無人の武道場で呆然と立ちつくす甲南合気会の14人。
こういうときに「誰のせいだ」(もちろん私のせいであるが)というような責任者出てこい的議論をするのは時間の無駄である。
与えられた状況でベストを尽くす。
それがブリコルールとしての武道家の骨法というものである。
さっそくその無人の武道館の200畳の空間を暫時お借りして、ばりばりと稽古を行う。
1時間ほどお稽古させて頂き、ぐっしょり汗をかいてシャワーを浴び、武道場の管理人さんにお礼を申し上げて、どどどと生ビールを飲みに出かける。
ばりばりと飲み食いして、ホテルに。
いつもよりだいぶ早めの投宿なので、一風呂浴びてからホテルのラウンジでトムコリンズなど飲みつつ合気会のアダルトメンバーたちと清談。
『ダビンチコード』を読みながら寝る。
翌日ホテルのロビーで多田先生のお会いしてご挨拶。
「先生、昨日午後6時に来ちゃいました」と斜め45度の角度で先生をうらめしげに見上げる。
「ああそう、それは悪かったね(笑)。俺もよく知らないうちに予定が急に変わってさ」
先生ってば・・・
そのまま先生について一緒に武道場へ。
今度は朝一からちゃんと昼過ぎまでお稽古。
講習会は4時までなのだが、佐藤・飯田ご夫妻とウッキーと私は3時過ぎの新幹線を取っていたので(たいへんな帰省ラッシュで、その時間しか指定が取れなかったのである)、途中でおいとまのご挨拶をする。
五月はこのあと全日本合気道演武大会、五月祭と続き。6月は月窓寺の創立30周年があり、毎週のように先生にお会いすることになる。
シャワーを浴びて、汗を流してから、タクシーで広島駅まで出て、とりあえず広島焼きと生ビール。
人心地ついて、例のごとくおみやげに「にしき堂のもみじ饅頭」を購入して車中の人となる。
そのまま全員爆睡。
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