甲南麻雀連盟二月例会報告

2006-02-12 dimanche

先々週は兄が、先週は平川君が甲南麻雀連盟にご挨拶に来る。
兄はかつて自由が丘では私とのコンビで「まむしの兄弟」と異名された性悪な麻雀打ちであったが、さすが頭に霜を頂く温厚なるビジネスマンとなられた昨今はその面影に翳りが生じたようである、とだけご報告しておこう。
平川君は突然の来訪であり、前々日になって「10日に行く。泊めてね。賭場は立つ?」という電報のようなメールをよこした。
急ぎ緊急呼集をかける。
こういうときに携帯メールはとっても便利。
だんじりエディター、老師、ドクターがただちに緊急呼集に応じて参集する。
心はつねに戦場に在り。
まことにそのレスポンスのよさ、範とすべき古参会員たちである。
友有り、遠方より来る。
琴を弾じ酒に耽り、卓を囲んで放逸を事とす。
善き哉善き哉。

翌朝、朝ご飯を食べながら、平川くんとずるずるとおしゃべり。
どうにも止まらないが、それぞれに用事があるので、お別れする。
午から合気道のお稽古。
お稽古が終わるとソッコーで帰宅。
床を拭き、トイレを掃除して、ハンドタオルを換えて、みなさまのお出でを待つ。
先週に続いての、甲南麻雀連盟第三回例会。
内田はなんだか麻雀ばかりやっているのではないかと思われる方が多いであろうがそれは誤解というものである。
1月7日にやったのは正月の「新春慶賀麻雀」であり、先週やったのが本来の「一月の月次例会」である。
そして、今週は「二月の月次例会」。
その間に兄と打ったのは「ビジネス麻雀」、平川君と打ったのは「有朋自遠方来麻雀」である。
それぞれカテゴリーも政治目的も経済効果も異にしているわけであって、ひとしなみに「遊んでばかり」と言われてはそれぞれの場において周旋に汗している私の立つ瀬がない。
前回の例会は3卓立つという異例の事態であったが、今回は静かに2卓8名。
参加者はだんじりエディター、ドクター、画伯、甲南麻雀ガールズ、泳ぐ英文学者、シャドー影浦。
老師はお仕事、歌う牧師は結婚式、神鋼ラガーマンと弱雀小僧は風邪。
戦績については、ここに詳細を記さねばならぬのであるが、そのレポートがつねに「自慢」げに聞こえてしまうことはいささかも私の本意とするところではないことを重ねて申し上げておきたい。カッコ内は2006年第一四半期累計。

エディター 6戦1勝   +1 (21戦6勝、2割8分6厘、+11)
ドクター 6戦2勝 +27   (17戦4勝、2割3分5厘、-8)
画伯 6戦1勝    -74      (11戦2勝、1割8分1厘 -77)
神戸麻雀ガール 3戦0勝  -50 (11戦未勝利、-145)
芦屋麻雀ガール 3戦0勝  -103 (7戦未勝利、-204)
泳ぐ英文学者 3戦2勝   +109  (5戦3勝、+125)
シャドー影浦 3戦0勝     +22 (7戦3勝、+131)
そして、私甲南麻雀連盟会長不肖ウチダの本日の戦績は6戦3勝+123(22戦11勝、+400)

ではとりあえず「三冠王:勝率、勝ち点、最多勝」についてベスト5を記しておこう。

勝率
1位 泳ぐ英文学者 0.600
2位 連盟会長 0.500
3位 シャドー影浦 0.429
4位 ヒラカワ社長 0.333
5位 老師 0.286
5位 エディター 0.286
勝ち点
1位 連盟会長 400
2位 シャドー影浦 131
3位 泳ぐ英文学者 125
4位 歌う牧師  57
5位 ヒラカワ社長      55
勝ち数
1位 連盟会長 11勝
2位 エディター  6勝
3位 ドクター  4勝
4位 泳ぐ英文学者  3勝
4位 シャドー影浦  3勝

ドクターが前回集計後の「J2落ちもありうる」という会長からの恫喝に強く反発して、今回地域限定的に厳しい麻雀に徹して(「ロン! あ、ウチダ先生すみません。それです」)戦績を改善されたことをここに記してその向上心を多としたい。
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