演武会打ち上げと甲南麻雀連盟第二回例会

2005-10-31 lundi

学祭演武会二日目。
今日は人数が多い。
ゲスト招待演武は東大気錬会からのぶちゃん、Pちゃん、(タカオはお休み)。
甲南合気会から社長、ドクター、タニオさん。
OGはヤベッチとクーさんとセトッチとスミッチ(涙の負傷退場)。
歴代主将も九代かなぴょん、十代エグッチ、十二代ヤベッチ、十三代ウッキー、十四代なおたろう、十五代(当代)白川主将まで、お休みの十一代のシオちゃん以外は顔が揃った。
よいことである。
「合気道部に引退はない」
のである。
「入り口だけがあって出口のない世界」というのは倒錯系の趣味についてよく言われることであるが、合気道もその点では変わらない。
演武数30余、総演武時間2時間というたいへんに長い演武会であった。
長くなった責任は私にあって、師範演武、前日はちゃんとできなかったので、二日目は「いや」というほど延々とやらせて頂いた。
20分近くやっていたのではないかしら。
受けに何度も呼ばれたPちゃん、最後の方は気息奄々というありさまであった。すまないことをした。ごめんね。

その後てきぱきと後かたづけをして、午後6時頃よりわが家で恒例の打ち上げ。
総勢30名余。
今回は羽鳥さんから誕生祝いに頂いたシャンペンのマグナムボトル(3リットル)があったので、それをみんなでくいくいと頂く。
前回、「肉気が多くてデンプン質が少ない」という反省があったせいで、今回の一品もちよりは「デンプンもの」持参者が多く、膨満感においてかつてない満足感をもたらした。
全員満腹後、なおたろう撮影の「演武会ビデオ」鑑賞会。
かなぴょんの「納得の笑顔」とヤベッチの「足のもつれ」とクーの「自嘲の笑い」がたいへん好評。九代の諸君がステージ・エフェクトにおいて一日の長があることを痛感させてくれた。
合気道部杖道会の部員諸君、招待演武のみなさん、ほんとうにどうもありがとう。
まことに愉快な演武会でした。

明けて日曜は一月ぶりの下川先生のお稽古。
稽古不足のウッキー、I田先生、O西さん、そして私が特訓に呼ばれた(ドクター佐藤は特訓の要のない模範生なのだが、こういうときもちゃんと寸暇を惜しんでお稽古に来る偉い子なのである)。
一月ぶりの仕舞のお稽古なので、『天鼓』の仕舞の全体の4分の3くらいを一気に仕込まれる。
40分ほどびしばししごかれて、汗びっしょりになる。
ふう。
それから『弱法師』の謡のお稽古。
こちらはテープでちゃんと稽古していたので、おとがめなし。
ドクターの『芦刈』の地謡をつけてから、ソッコーで帰宅。
夕方から甲南麻雀連盟第二回例会が開かれるのである。
参加メンバーは、オリジナルメンバーのドクター、江さん、そして釈先生。
みなさん、お忙しい身のはずなのであるが、「麻雀やりませんか?」というお誘いメールへの返信はどういうわけか異常に早い。
さくさくとセッティングをしていると定刻にみなさん結集。
会員候補のI田先生も観戦に来られる。
ワイン、チーズ、ビール、ソーセージ、おせんべいなど食料も盛りだくさんで、私以外のみなさんは聴牌のたびにビールのプルリングを引く「テンパイビール」状態。
釈先生ご恵贈の麻雀マットが整備されたために牌積み時間が短縮され、ぱたぱたと半荘四回をこなす。
本日の戦績は江さんが大勝、私が微勝。二回のトータルでは江さんがダントツである。
どうも学者や僧侶や医師のソフィスティケーテッド麻雀は岸和田スタイル「やりまわし麻雀」とは相性が悪いようである。
とはいえ、釈先生の「あー、麻雀て、ほんとにたのしいですねえ」という深い嘆息とともにしぼりだされる感懐に一同深くうなずいたのである。
どうも私の家はしだいに本来あるべき「学究の園」から急速に「娯楽の殿堂」と化しつつあるようである。
こうなったら、いずれは摂津本山の野崎ジローくんにも参戦していただき、30年ぶりにあの伝説的な負けっぷりのよさをご披露願いたいものである。
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