朝から膨大な量の文書処理に追われる。
来週、自己評価委員会の最終セッションがあり、そこで4年間の活動の集大成である最終報告書のとりまとめを行うので、どかどかと小委員会から草稿がメールで送信されてくる。
それを読み、必要な情報があれば、追加記述をお願いし、自分でも書く。
そこに次々と電話がかかり、メールが届き、宅急便が届き、そのつどやらなければならない仕事が増える。
春日先生との対談のデータも「どかん」と来る。
まだ池上先生との対談データの整理も終わっていないし、三砂先生との対談のも終わってないところに、押しつぶすように三つ目。
光文社文庫の小田嶋隆論をようやく書き上げて送稿すると、入れ違いに本願寺のフジモトくんから「bk1」の販促用に「著者からひとこと」書いてくれと言ってくる。
書き飛ばして送信する。
しばらくして「あのー、送ってきたの『先生はえらい』の販促用なんですけど…」
というメールが返ってくる。
え?
あ、そうか。
フジモトくんが欲していたのは『インターネット持仏堂』の販促用コメントだったのね。
もう何が何だかわからなくなっている。
「今日やる」予定の仕事はまだひとつも終わらない。
とりあえず終わったのは「今日入った」仕事だけである。
このまま日が暮れそうだ。
まる一日働いて、昨日よりも「残務」が増えて一日が終わる。
切ない。
とりあえず今日から一週間は最優先で「自己評価委員会最終報告書の人」となる。
その間に卒業式と謝恩会と教授会がある。来週末は東京で橋本治先生と対談。23日は神田外語大の異文化コミュニケーション研究所でジェンダー論の講演。そのあと釈先生とジュンク堂でトークセッション、翌24日はインタビューのあと高橋源一郎さんと朝カルで対談。その間に『文學界』の締め切り。
極楽スキーなんか、もう遠い出来事のようだ。
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(2005-03-11 14:06)