げほげほの日々

2004-06-04 vendredi

げほげほげほ
げひー、こんこん。
ううう、ひつこいかぜだぜい。鼻水も咳もとまらん。なんとかならんのかな。
ちょうど今日で一週間になる。
まだ微熱が身体の芯に残っていて、ふらふらする。
いよいよあさってが下川先生の会の本番なのであるが、この1週間もちろんまったくお稽古ができていない。
なにしろ声が出ない。声が出なくては能のお稽古はできない。
しかたがないので熱でぼやけた頭の中で何度も『融』の道順をおさらいする。
しかし、脳というのは不自由なもので、ふだんはさらさらできる所作も頭で考えると、分らなくなる。
「あれ、このとき右手はどうなってるんだっけ?」
というようなことを考えると、何が何だか分らなくなる。身体に任せておけば、ちゃんとやってくれるのだけれどね。
しかし、いまはその「賢い」からだの方がへばっているので、どうにもならない。
なんとか日曜までには体調が回復してくれることを祈願するばかりである。
というところでお知らせね

下川正謡会大会
とき:6月6日(日)午前9時半始め
ところ:湊川神社神能殿(JR神戸駅北側徒歩3分、高速神戸駅北徒歩1分)
私と不眠日記のオガワさんとのデュオ『通小町』、飯田祐子先生の独吟『鶴亀』、ウッキーの連吟『橋弁慶』、仕舞『紅葉狩』、などは朝一メニュー。
能は『羽衣』(午後3時ごろ)、私の舞囃子『融』は午後5時くらいでしょうか。
入場無料、出入りは自由です。タイミングがよいとお昼のお弁当がもらえます。
なお、楽屋見舞いの儀は堅くお断り申し上げます(当日はめちゃくちゃ荷物が多いので、何も持てないのです。ほんとに冗談ぬきで)

では、みなさんも私の健康回復をともにご祈念ください。
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