11月2日

2003-11-02 dimanche

学祭無事終了。
二日目はウッキー母、かなぴょん母など「身内オーディエンス」のほか、田岡さん、えぐっち、岡さん、すみっち、コバヤシさんなど知人友人が多数お見えになる。
出演者も、くー、おいちゃん、せとっち、「芦屋系」石田さんに加えて、東大合気道気錬会の内古閑伸之くんにもご登場いただき、たいへんににぎやかな演武次第となる。
昨日に引き続き、一年生がたいへんにみごとな演武をしてくれた。
みなさん、よくお稽古されましたね。
ウッキーは7回出演(石田さんせとっち飯田先生の受け、杖道形の仕杖、合気杖、主将演武、師範演武の受け)、本人が持つ「同一演武会最多出場記録」を更新する。この記録はおそらく未来永劫に破られることがないであろう。
内古閑夫妻による演武は、最初たいへんに静かに始まったので、「おお、さすがのウチコガくんも、かなぴょんを相手にするときは、ちゃんと手加減してるんだ」と一同新郎の気遣いに涙したのであるが、演武が進むにつれて、ノブちゃんはしだいに目の焦点がずれた「トランス」状態となり、ばちこんばちこんと投げまくり、演武が3分を過ぎるころにはさしものかなぴょんの息も上がり、足ももつれだした。
そのとき一瞬、ウチコガくんの技が止まったので「おお、これで終わりか」と一同安堵のため息をついたところ、左手をさくっと額にあてて、「正面打ちのポーズ」。さらに1分近くかなぴょんは宙を舞い続けることになったのであった。
この椿事を記念して、今後、わが合気道部においては、演武中に「左手人差し指を額にさくっと当てる」ジェスチャーを「のぶちゃんのポーズ」と命名することとなった。
ウチダは「説明演武」というものに挑む。
しゃべりを入れると、休み休みなので、らくちんである。
一人で20分ほどおしゃべりしながら、気が向くと投げる。たいへん気分がよろしい。

さくさくと演武会の片づけを終えて、夕刻よりわが家にて恒例の「打ち上げ大宴会」。
風邪でお帰りの前川さん以外、関係者全員が参加。出場できなかったイワモトIT秘書、パウンド学会帰りの鵜野先生も途中から登場。
繰り返しシャンペンで乾杯。
ウッキーが「100%酩酊」状態となり、「邪道七段」の実力を遺憾なく発揮する。
ウチダはくーとおいちゃんを相手にして、例によって「恋愛と結婚」について長広舌をふるう。(私の話はだいたい「男なんて、みんな同じである」という説教と、「男のよしあしを見分けることが死活的に重要である」という説教を一年おきに繰り返すことになっている。この二人はもう数年まいど同じ「違う」話を聞いているので、免疫ができているが、うっかりどちらかだけ聴いて納得してしまった学生は不幸な末路をたどることになるであろう)。
5時から始まった宴会は深更にいたってまだ終わらない。結局、一年生たちはウッキー宅へ、せとっち、すみっちの「加古川組」はウチダ宅に沈没することになる。
長く愉快な一日でありました。
みなさんおつかれさまでした。来年も愉しく演武会ができるとよいね。

翌朝、アナーキーな状態にある台所を掃除していると「うどん」(これはフジタさんのおみやげと判明)、「コメと梅干しと海苔」(これは鵜野先生のおみやげと判明)、各種のケーキ、もなかなどがざくざくと出てくる。
「一人一品持ち寄り」宴会の問題点は、人々が「自分の持ち寄る一品」を宴会参加者にゆきわたるべくご用意される傾向にある、ということである。
いきおい、この宴会では「10人分のカレー」「15人分のコロッケ」「20人分のミートパイ」というようなものが食卓を埋め尽くすことになり、7時間食べ続けてもこれを一掃することが不可能となってしまったのである。
考えてもおわかりになるであろうが、全員が「自分が食べるだけの量」を持ち寄ってくれれば、その総和をもって頭数には「足りる」のである。
せっかく食材を持ってきたのに、食膳に供する機会を逸する人がでないように、次の宴会「納会」には「一人一品」の「一品」の量には十分なご配慮を頂くようにお願いしておきたい。
うどんとお米などはウチダ家の食材としてありがたく私物化させていただきました。ごちそうさま!
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