9月15日

2003-09-15 lundi

ハワイアン・バカンス三日目。爆睡して、目が覚めたら9時半。
兄ちゃんは、私にくらべると100倍くらい勤勉な人なので、睡眠時間はいつも5時間ほどだそうである(私は9時間から10時間寝る)。
私が寝ているあいだに、ジムに行ってフィットネスに励んでいる。
日差しがきついので、ベランダででれでれして朝食はルームサービスでチーズバーガーとオレンジジュース。
なんでも量が多いので、兄ちゃんと半分こ。
アメリカのハンバーガーはそんなに美味しくないと言うが、たしかに「国民的料理」であるわりには「おおお、さすがモスバとは違うわ!」的感動はない。
昼頃のそのそとプールサイドまで行って、一泳ぎ。そのまま兄弟揃って爆睡。
起きたり、寝たり、音楽を聴いたり、ココチチを飲んだりしながら、でれでれでしているうちに予定通りハワイアンサンセットの時刻となる。
人気のなくなったプールサイドで日没を眺めてから、SPAで兄上オススメのスウェーデン式オイルマッサージ。
よだれを垂らして爆睡しているあいだに全身もみほぐして頂いて、50分119ドル。
どこでもそうだが、外国貨幣というのは実感がないので、どんどん使ってしまう。
マッサージでよれよれになって帰る途中、ロゴショップによって、アロハを二枚買う。
一枚100ドル。
マッサージに比べるとなんだか安い感じがする。

今日のレストランは三軒目のSpago。
三軒の中ではいちばん高級らしく、私たち以外はちゃんとズボンを履いて靴も履いている。(兄ちゃんはジーンズ、私は半パン。ふたりともゴムゾーリ)
Bordeau の Sauvignon blanc で乾杯してから、アントレが Spicy Tuna と Pasta of the day。メインディッシュは Okapakapa(鯛らしき白身魚)と Big eye Tuna(マグロね)。いずれも絶品。
こんなふうに毎日毎日でれでれと貿易風に吹かれて昼寝して、美酒を呷り、美食三昧で天罰が当たらぬであろうかと一時的に反省もするのであるが、なにしろ私も兄ちゃんもこの数ヶ月ほとんど休みなしに働いているのである。たまにはいいよね。