7月20日

2003-07-20 dimanche

光岡先生の講習会が終わって「肩の荷がおりて」、軽い虚脱状態。
まだ今週は三軸自在の池上先生とのジョイント講演会もあるし、来週は東京に出張して、文部科学省への書類提出と、セミナー出席。6日には東京の朝日カルチャーセンターでの講演もある。
それらの用事が片づくたびに、ちょっとずつ「肩の荷がおりて」8月7日には、すべての任務が終了した非常に軽快な状態に復しているはずである。
そしていよいよ「レヴィナス三昧」の日々が始まる。
老師、お待たせしました! 不肖の弟子、あと二週間したら先生のもとに参ります。

前夜、RE-SET で二時までわいわいやったあと、家に戻ってからまた工藤君、ドクター佐藤とシャンペンなどを喫してしまったので、昼近くになってようやく目が覚める。
ドクターはもう帰られたあとで、工藤君が端然と居間にすわって、私の起きるのを待ってくれていた。
二人でずるずると素麺を食し(呑んだ翌日の素麺は美味しいね)、コーヒーをのみながらゆるゆると四方山話。
同門の兄弟弟子と語らうのは、世俗的利害を超越した、なんとも「おっとり」した時間である。

東京に帰る久遠君を芦屋駅まで見送ってから、家に帰ると、また眠くなってきたので、お昼寝。
夕方のそのそ起き出して、「しかたがない、仕事するか」とぶつぶつ言いながら、文部科学省申請書類を書き始める。
書き始めると止まらなくなり、深更に及ぶ。
ウチダは根がマジメなので、「一日ごろごろする」ということがどうしてもできないのである。
身体に悪いんだよね、この性格。