甲野善紀先生の講習会。
甲野先生が女学院に来て下さるのもこれで5回目。
関西地区マネージャーである朝日新聞の石井さんマジック武術家白石さんら甲野先生ご一行に加えて、常連の京大合気道部の赤星くん、神戸大合気道部OBの中川さん、さらに今回は三軸自在研究所の三宅先生ご一門はじめ、ドクター佐藤や街レヴィのコバヤシさん、「聴講生」たちも参加、にぎやかかな稽古会となった。
今回から学外の方からは「課金」することにしたので、だいぶ臨時収入があった。これは甲野先生へのお礼と懇親会でのビール代・ワイン代に充当させて頂きましたことを慎んでご報告申し上げます。ごちそうさまでした。
講習会のあと我が家で懇親会をする予定であったが参加希望者があまりに多かったために、とても我が家には収容できず、急遽「いちぜんや」に変更。
しかし、いざ集合場所に行ってみると、なぜかぱらぱらとしか人がいない。
これくらいなら場所を借りるまでもない。急遽「いちぜんや」をキャンセルして、再び我が家へ方向転換。
このときいきなり人数が減ったのは、かなりの人数の方々がそのとき学内で迷子になっていたことがのちに判明。どうやら白石さんを「関係者」と見込んで、そのあとにぞろぞろついていったのが「敗因」らしい。(白石さんは「決して目的地に到達することができない」宿命のひとなのである)
そんなこととはつゆしらぬ甲野先生ご一行は途中で名越先生をJR芦屋駅でピックアップ。少人数でのほっこり宴会に突入した。一品持ち寄りを当てにして何も用意していなかったウチダが必死になってパスタをゆで、「ぶっかけ」うどんを作り、空腹者たちの急場をしのぐ。
名越先生と飲むのはひさしぶり。私らは二人とも「かすってる人」(@甲野善紀)たちなので、それが火打ち石となって、もうぼんぼん火の手が上がる。
そこにどこをどうさまよっていたのか白石さんが二時間遅れくらいで到着。
あちらでは甲野先生と赤星君がくんずほぐれつ術技の工夫に余念がないし、こちらでは白石さんがデジカメをぱちぱち光らせているし、私と名越先生は性格の悪さを最大化しつつ、あらゆる参会者に悪ふざけをしかけている。まことに騒がしくも愉快な宴会でありました。
最後に記憶に残っているのは「だいじょうぶでーす」とアイドル歌手のポーズを決めつつよろけて帰っていったイクシマの姿であるが、はたして彼女は無事に高砂市まで帰り着けたのであろうか。
(2003-04-17 00:00)