昨日は一日サッカーを見てしまった。
日本-トルコ戦は「あれよあれよ」と言っている間に終わってしまった。
レベルの高い試合ではあったんだろうけれど、「メークドラマ」がなかったのかも。
それに比べて夜の韓国-イタリア戦は興奮した。
この一試合だけでも、2002年のW杯は開催した甲斐があったというものである。
ウチダの予測では前半1-0でイタリアがリード。後半開始直後に韓国が守備に入ったイタリアの「かんぬき」をこじあけて1点返して、イタリアがむきになって攻撃に出て、死闘を展開。終了直前にトッティからデル-ピエロへの芸術的なパスがつながって劇的なゴール。
というのが予定調和的な展開だったのであるが、こんな結末になろうとは。
しかし、世界最高のプレイヤーを揃えたイタリアが死にものぐるいになってかかってくるのに勝ったんだから、韓国サッカーはえらい。
決勝ゴールを決めた安"市川染五郎"貞桓くんなんかセリエA・ペルージャの控えの選手だというではないか。おそらく年俸がトッティのスタイリスト代にもならないような若手に真っ向勝負を挑まれて負けちゃったんだから、イタリアのショックは深いだろう。(それにしても絶好調のデル-ピエロを引っ込めたトラパットーニ監督の交替は疑問だな。新聞によると監督は敗戦を審判のミスジャッジのせいにしていたけれど、あんたのせいだよ)
フランス、アルゼンチン、ポルトガル、イタリアと敗退して、あと残るのはブラジル、スペイン、イングランドか・・・どうなるのだろう。
決勝はイングランド-ドイツか、ブラジル-スペインか、それとも・・・
6月一杯はまだまだW杯で愉しめそうだ。
(2002-06-19 00:00)