某広告代理店でスポンサーと主宰の『ミーツ』関係者などと小林昌廣先生とともに「エルプリュスの夜会」の打ち合わせというものを行う。
広告代理店というものが社会的にいかなる機能を果たしているのか、世事に疎いウチダはまるで分かっていないのであるが、十名を越す関係者のみなさんとごいっしょし、さらに堂島の瀟洒な割烹で一席設けて頂いたにもかかわらず、依然として謎のままであった。
今回のイベントは代理店さんの仕切りなので、はじめてそのビジネス習慣というものを拝見したのであるが、シロートであるウチダが驚いたのは、「やたらに関係者の数が多い」ということであった。
あるいは広告代理店というのはきわめて洗練された「ワークシェアリング」の一形態なのかもしれない。
『ミーツ』の江さんが途中から合流したので、宴席はまたたくうちに「岸和田だんじり」の話になる。(江さんの「あらゆる話題をだんじりに繋げてしまう」論理統合能力は「感動的」という以外に形容のしようがない)
ひさしぶりにるんちゃんが東京から帰神してくるというので、ひとりだけ早めに切り上げてお先にご無礼する。
そういえば「北新地」というようなところでお酒を呑んだのは生まれてはじめてのことである。
今年は『ミーツ』のおかげでいろいろな経験が出来る。
(2002-06-11 00:00)