1月2日

2002-01-02 mercredi

多田塾新年会。
これで三年連続でお正月にお年賀にお伺いしている。
以前は隔年で原宿の「南国酒家」で多田塾新年会を開催していたのであるが、奥様が亡くなられたあとその催しも自粛されて寂しい正月が続いていた。しかし、門人の数は半端ではないから、それが全員で先生のお宅にお年賀に伺うというのは物理的に不可能である。
しかし、「みんなが入れるわけではないから、みんな行かない」というのもなんだか後ろ向きな発想である。「みんなが行くと迷惑だが、とりあえず私ひとりくらいなら行っても平気だね」という happy-go-lucky な構えこそ私に相応しいではないか。
そう思って訪ねてみると、ちゃんとハッピー・ゴー・ラッキーな先客が赤い顔をして宴会をしているのである。
やっぱりね。
二日は「東大気錬会の日」ということで、私は気錬会OBではないが気錬会OBと親しくさせていただいており、(一OBにはホームページの一部をお貸ししているし)かつ同窓でもあるので、平気な顔で交ぜていただく。
坪井さんもいらしていて、工藤くん鍋野くん内古閑くんら新旧の気錬会の諸君と痛飲する。
エプロン姿もかいがいしい多田先生にワインやシャンペンをサービスして頂き、先生ご自慢の「鶏のお雑煮」も頂いて、わいわい6時間もおしゃべり。最高に楽しいお年賀でした。
来年は、神戸女学院の諸君も1月2日に吉祥寺の多田先生邸へ乱入しましょう。気錬会の諸君は紳士ばかりだから、きっと自分たちは寒空の庭で立っていても、女学生に席を譲ってくれるはずである。