酔ってしまったので仕事はできないし、テレビをつけてもつまらないので、10時に就寝。疲れていたのかそのまま7時まで爆睡。
暗いうちから起き出して早速授業の準備(というよりは原稿の書き直し)
この映画論もどこかの出版社に売りつける算段である。
集中講義でバイトして、その講義ノートを転売して「一粒で二度美味しい」思いをしようというのであるから早起きも少しも苦にならない。
『エイリアン』論の続きをしてから、午後は物語を破綻させるところに解釈の糸口がある、という話に展開。
その代表的な作品として『大脱走』を見る。見てから、びっくり。なんだ。これってホモソーシャルな集団の話であるだけではなく、「アンチ・オイディプス」の話でもあったんだ。
なるほどね。
何度見てもおもしろい映画というのは、やはり「奥行きのある映画」なんだ。
(2001-12-18 00:00)