9月25日

2000-09-25 lundi

22日から24日まで合気道の合宿で恒例の神鍋高原に行ってきた。
今回の参加者は35名(ゲストに東大気錬会OBの高雄君、早大合気道会OBの武藤君も参加)。合気道会史上最大の参加者となり、畳も90畳敷き。北は札幌から、西は広島から、遠路ぞくぞくとOGたちも参加してくれた。
創部10周年記念の「部旗」も完成。体育館の壁に麗々しく「神戸女学院大学合気道部」の紺の旗が掲げられ、なんとなく「体育会的」な気分。
稽古時間も、前回から朝稽古(合気杖)、夕稽古(杖道)がふえたので、一日7時間半というハードスケジュールである。そのあいだにはエンドレス宴会を挟んでいるので、江口主将などは、二晩で数時間しか寝てないようであるが、みんなほいほいと笑いながら稽古をしている。まったくタフな連中である。
疲れがピークのはずの二日目の晩も、明け方まで廊下で大騒ぎしている。もう朝なのかしらとおもって時計を見たら、3時半。朝食のときにお会いした同宿のおじさんたちがげっそりした顔をしていた。申し訳ないことをした。というわけで次回合宿からは、世間さまをはばかって、「消灯12時」とすることに決定。

今回の審査では初心者が8名5級になり、初段に4名が入段した。飯田祐子先生、吉永真理子さん、久保直子さん、八十利恵さんおめでとう。いよいよ黒帯。後進の指導にもいま以上に心がけて下さい。

それから、発作的に独断で「のれん分け」を「三段の昇段資格」条件とすることに決定しました。
今後、神戸女学院合気道会では、「合気道会以外の道場で指導員をつとめること」を三段昇段の条件に加えます。(もちろん四段以上についても同様)初心者指導は上達のための捷径。「切れる子供のための合気道教室」でも「セクハラおやじ呪殺行合気道」でも「セッション・コミュニケーションで心身を癒す合気道セラピー」なんでもよろしい。回数や指導形態についてもとくに定めません。とにかく、自分がアレンジして運営する道場で、自分がつくったプログラムで指導をすること。自分が術技についての最終責任をもつ場で人に教えるのは、武道の熟達において、欠かすことのできない修行です。初段以上の方も機会があれば、できるだけ指導に当たるように心がけて下さい。

合宿からの帰途、恒例の「うさ餅」を大量購入し、「コスモ石油のゴジラ」を愛で、さらに朝来町SAで「黒豆ソフト」を食す。これは美味しい。
帰ってきたら、さすがにけっこう疲れてしまったので、そのままベッドへはいずる。ぐー。