6月13日

2000-06-13 mardi

眠い。
11時にふとんに潜り込んで、10時に起きたのに、まだ眠い。(途中でもうろうとしながらるんちゃんに朝御飯をつくって「いってらっさい」と言った記憶はあるが、また寝てしまった。)
みみもとで神様が「もっと寝てていいよ」と言ってくれたら、「らりらろー」と言いながら、そのままいつまでも眠ってしまいそうである。
そうやって夕方ころのそのそ起き出して、ラーメンをずるずる食べて、バカ映画を見ながらワインをごくごく飲んで、ミステリーを読みながらまた寝てしまうというような一日がいつか私に訪れるのであろうか。
はやくこいこい夏休み。

二度寝ではいつも不思議な夢を見る。(前回記憶にのこっていたのは、ここにも書いたけれど、石原裕次郎が愛人に向かって「クロード・シモンを読んだけれど、つまらない」と愚痴をこぼしている夢だった。すごくリアルな夢だった。)
今回は、ガルシア・ロルカの死について深く考察している夢を見た。(たいした考察ではない。肛門に銃剣を刺されて死ぬというのは、死に方としてはかなりバッドだから、自分の身には起こって欲しくないと私が考えている、というだけの夢。)
いずれにしても私のエスが、わりと文学史に詳しくて、けっこう論理的に思考するひと(っていうのかな)であることは確かである。たしかにクロード・シモンはつまらないし、ロルカの死に方は痛そうである。