2月25日

2000-02-25 vendredi

ISDNがようやくつながった。やれやれ。
フジイ君に電話をしたらちゃんと出てきた。さっそく窮状を訴えるが、さすがのフジイ君も「つながんないんだよお」というだけでは打つ手を思いつけない。

「いっそプロバイダごと換えたらいいんじゃないですか?」
という大胆なプランをご提起頂いた。
「どのプロバイダがいいかな」
とたずねたら
「どこでもいいですよ。お手元のパソコン雑誌に広告載ってるし、CD-ROMがついてて、そのまま接続までできちゃうところもありますよ」
「お手元のって・・・うちにパソコン雑誌なんてないもん」
「一冊も?」
「うん。そういうの読まないから」
「先生って・・・(絶句)そういう人でしたよね」

コンビニまで行って雑誌買うのもめんどくさいのでaptivaにプレインストールしてあるMSNにつないじゃおう(マイクロソフトのプロバイダに接続なんかしたら師匠からもフジイからも死ぬほど叱られるだろうなと怯えつつ)と勝手にパソコンをいじりまわしたが、これもつながらない。そうこうしているうちに infoweb(@nifty)のサービスにようやく電話がつながった。サービスのお姉さんに窮状を訴え、その指示通りに設定をやりなおす。
そしたらつながった。
でも、途中でMSNなんかを途中までインストールしたので、作動環境がめちゃめちゃ不安定である。メーラーがへろへろしている。
困った。しかし、もうめんどくさいから、これでいいや。
師匠に「整理整頓」してもらおう。師匠よろしくね。
フジイありがとね。



松下君からのメールによると『映画は死んだ』はようやくぱらぱらと書評に取り上げられてきているようである。
『美術手帖』の今月号と『PREMIERE プレミア日本版』の今月号の書評欄で、割りに大きなスペースで紹介されていてけっこう好意的な批評となっているそうである。
さっそくコンビニで立ち読み。おお、なんだかほめて書いてあるではないか。
考えてみると、自分が書いた本(翻訳ではなくて)を見ず知らずの他人が批評するのを読むというのはこれがはじめての経験である。けっこうどきどきしてしまった。
松下君からさらに続報。

「昨日の夜、CS でビデオ紹介の番組を見ていたら、「PREMIERE 映画書籍紹介」というコーナーがあり、われわれの本も紹介されていました。
映画誌の PREMIERE と連動したコーナーのようです。
番組は、JスカイB720チャンネル「カミングスーンTV」の『VIP・新着ビデオ紹介』
いなほ書房の星田氏のところに照会があったのもこれだと思います。
この番組は二日に一回位の割合で放映されていますので、来月 21 日の PREMIERE の次号の発売までこの内容が続くはずです。」

Jスカイなんたらかんたらが見られる人は見て下さい。