16 Dec

1999-12-16 jeudi

今日はいよいよ「身体のアートをめぐって」の本番である。
田川さんはメーテルになって登場するそうである。
鬼木先生の講演を聞くつもりで九州からわざわざ来た野口さんはさぞやぶったまげるだろう。
海老ちゃんや日比さんも今日は来てくれるそうである。賑やかになりそうだ。
いったいどういう展開になるのかぜんぜん見当が付かない。とりあえず、ポスターのキャッチコピーだけ書き出しておきましょう。


身体的パフォーマンスが表現する「美しさ」と、身体操法の求める武術的な「冴え」。ふたつの身体のアートのめざすところは近くもあり、また微妙に異なってもいる。
「身体の美とは何か?」「動きの冴えとは何か?」「身体技法を批評する学的言語はありうるか?」この共通の主題をめぐって組織された共同研究体による最初の学術イベント。
怒濤のごとく押し寄せる「小林学派」。迎え撃つ批評理論の論客たちと孤高の武術家。火事場の論争に油を注がんとほくそ笑む邪悪な司会者。
トーク・バトルの炎は師走のキャンパスを焼き尽くす。豪華メンバーで送る今年最後のアカデミック・パフォーマンス。これを見ずにミレニアムの年を君は越せるか?


ずいぶん派手なコピーである。あと数時間で開幕だ。