学祭演武会は無事に終了いたしました。ご協力して下さった皆さんに心からお礼申し上げます。お忙しい中、招待演武にお越し頂いた東京大学気錬会のおふたり、家族総出で来て下さった鬼木先生、たくさんの差し入れをして下さったご家族のみなさん、ありがとうございました。松田先生と神原さんはほんとうに残念でした。お大事に。
打ち上げは予想通りのバトルとなりました。おぼろげに、飯田先生と高雄さんとフェミニズムについてがやがや論じているわきで、鬼木先生が立ったり座ったりして、体軸のつかいかたについて講習し、ウッキーがるんにブレーンバスターをかけたりしているさまが断片的に記憶されております。翌日、「となりのみよちゃん」からめちゃくちゃうるさかったとお知らせ頂きました。そらそうでしょう。
食べたもの:「おでん」「豚汁」「きのこの炊き込みご飯」「ラザニア」「きのこのスパゲッティ」「バジリコのスパゲッティ」「お好み焼き」「なすのバリ島風味」「焼きそば」「シュークリーム」など。飲んだワイン11本。ウイスキーボトル半分。梅酒、泡盛各一本などでした。小川さんどうもご苦労さまでした。
その二日酔いの頭をかかえつつ私は機中のひととなり、四国松山の学会へ。とりあえず、その日はおとなしく『黒い家』などを読んで寝ましたが、翌日は昼前にさっそく佐々木滋子さんに捕捉され、その足でビール。午後の会を逃れて、ひとりで松山城、道後温泉本館、子規記念博物館と回る。道後温泉本館は『がんばっていきまっしょい』に出てきた、浴衣を着て、お茶をのむあれです。子規の若い頃の顔が「橋本治」に酷似していることも新たな発見でした。
温泉でいい気分になってふたたび学会会場の松山大学にもどり、北山研二、北村卓、西川直子のみなさんと道後温泉の「道後ビール」。懇親会にでかけるみなさんを送り出してから、佐々木さんとふたりでがんがん飲む。つまみも美味しいし、道後ビールはなかなかグッドでした。しかし学会というと佐々木さんとがんがん飲んで、最後べろべろふらふらになって、「なんだ、もう帰るの! いーじゃない、もう一軒いこ! 内田くーん!」という佐々木さんの声が深夜の街にこだまするのを背にタクシーに乗り込む、というパターンをかれこれ20年くらい続けている。そして毎回、すさまじい二日酔いでもうしばらくお酒の顔もみたくないという状態でぼろぼろになって帰宅の途につくのである。そのパターンはことしも継承されたのでした。
今回はおまけに北山、北村のご両人と同宿だったので、佐々木さんと別れて宿にもどってからまた飲み直し。仏文学会の今後を憂い、マイク・マイヤーズの天才を称えつつ、奥道後の夜はしんしんとふけてゆくのでありました。翌日みなさんは車で尾道へ行かれるそうでしたが、ご無事だったでしょうか。きっと途中で何人かげろ吐いたことでしょう。
そしてまた例年通り、めちゃくちゃな二日酔いで機中のひととなり(来るときとおんなじだ)サバ眼で伊丹に降り立ち、そのまま我が家のベッドめざして直行したのでありました。そのまま死に寝、起きたら翌朝9時半でした。(14時間くらい寝てた)
こういう学会生活からはそろそろ足を洗うべきかもしれません。
(1999-11-08 00:00)