超多忙だった 10 日間

2010-09-24 vendredi

ずうっとブログを更新していなかったのは、もちろん「超多忙」のせいである。
ブログ更新は朝起きて、珈琲を飲みながらやるのだが、朝起きてそのまま仕事に出かけたり、朝起きて来ているメールに返信していたら午前中が終わっていたり、朝起きたらもう朝じゃなかった・・・というようなことが重なったために、更新ができなかったのである。
ブログに日記を書くのは私にとってはたいせつな思考の整理作業なので、これに割く時間がとれないとほんとうに困るのである。
とにかく、今月分のすべての締め切り原稿を送信し終えたので、いまは朝ではないが、9 月 15 日から今日まで 10 日間のできごとを備忘のために記しておく。

9 月 15 日(水)免許更新のため明石へ。平川くんが前に免許更新の日を一年間間違えていて、鮫津についたその場で免許取り消しになったというオソロシイ出来事があったので、期限切れ2週間前にさくさくと更新に行く。
今回は過去3年間に軽微な違反1回(何の違反だったか覚えていないけど)だったので、講習は1時間で終わり、さくっと5年間有効の免許証をもらって帰る。

9 月 16 日(木)伊藤歯科にて治療。そのあと大学で読売新聞取材。「不安」について。

9 月 17 日(金)大学で朝 10 時から 17 時まで連続会議。がっくり疲れる。

9 月 18 日(土)〜20 日(月)多田塾甲南合気会&神戸女学院大学合気道部の合宿。於:神鍋高原ときわ野。
ここで合宿が始まって12年、23回目の合宿。
最初が合気道部史に語り継がれる「湯郷温泉・死の合宿」、それから「大山・道場まで遠い合宿」、「小豆島・道場めちゃ汚くて暑い合宿」、「淡路島・まわりはちゃらちゃらしたテニスサークルばかりのペンション合宿」「淡路島・壁にこわい絵が描いてあり、布団が濡れていて、道場の畳が腐っていた合宿」などを経由して、「湖西・冬はめちゃ寒いけど、夏は泳げて快適合宿」にしばらく落ち着いたのである。
ところが好事魔多し。ひなびた宿であった定宿がいつのまにか人気スポットとなり、ガラの悪い兄ちゃん姉ちゃんおっさんたちが道場周辺を跋扈するようになり、ついにわれわれの部屋の前の廊下で酔っぱらいオヤジがゲロを吐くに及んで、ウチダの忍耐も限界に達し、琵琶湖に断固別れを告げ、1998 年 9 月にこの神鍋のNホテル(当時はそういう名前であった)に「終の棲家」を見出したのである。
爾来風雪を重ねること10年余。来春でここでの合宿は24回目となる。
バーベキューのときに「生ビール飲み放題」サービスをしてくれたり(これは一回だけ。あまりの凄まじい飲みっぷりにオーナーさんもびっくりして翌年からは有償となった)、先年はわれわれのために畳を新調してくれたり、とハートウォーミングな歓待を尽くしてくれる「T野」さんなのである。
ほんとうは名前を公開してパブリシティに一臂の力を差し上げたいのであるが、「そんなによい旅館なら、そこで合気道の合宿をしよう」と企てる関西近県の道場や大学がわらわらと出現してくると、われわれの「貸し切り状態」に支障が出るやもしれぬので、泣く泣く実名公開を控えるのである。
今回の合宿では、イワイさん、ユアサくん、大迫力と書いて「おおさこ・ちから」と読むオーサコくん、学生ではヤナミーとタカミーが1級に昇級。アーリーとカナコの新旧主将が同時入段で、「栄光のザ・ブラックベルツ」入りを果たした。善ちゃんとオギノくんが二段、ハラダさんが参段、そして、ウッキーが四段に昇段した。
ウッキーの四段は、松田先生、かなぴょん、くー、おいちゃん、やべっちに続く6人目の快挙である。
諸君のますますの精進を期すものである。
合宿の仕切りに奔走していただいたき「にょにょえさん」と谷尾さん、手の込んだ旅のしおり作成と「ローソク」芸の発明の功に対してはサキヤマ姉妹に、この場を借りてお礼を申し上げたいと思う。
あ、それからウチダの還暦のお祝いもしていただきました。
みなさんどうもありがとう。

9 月 21 日(火)昼から週刊現代取材、朝日新聞取材。

9 月 22 日(水)終日原稿書き。夕方から三宅先生のところでぐりぐり。

9 月 23 日(木)午前中お掃除。昼から甲南麻雀連盟例会。ひさしぶりにドクター佐藤、だんじりが終わって真っ黒に日焼けした江さん、「21世紀最悪の二日酔い」から回復された青山さん、イタリア帰りの画伯と森永一衣さんご夫妻もお見えになり、3卓の立つ、にぎやかな鉄火場となった。
総長は今期絶不調であるが、この日はもう壮絶なボロ負け。4戦して4回3位という前代未聞の不名誉な記録を作ってしまった・・・すでに勝率は2割を切った。このまま私が負け続けると、いつか発作的に「もうやってらんね。甲南麻雀連盟なんか解散じゃい!」というような暴挙に出るかも知れないということを雀友たちは果たして理解されているのであろうか。理解しているようには見えぬのが懸念されるが。
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