「日本辺境論」発売

2009-11-12 jeudi

久しぶりのオフ。
ありがたいことである。
たっぷり朝寝をしてから、ご飯味噌汁納豆漬け物の朝ご飯。
朝日を浴びて、まず『朝日メディカル』の原稿を書き、続いて『合気道探究』の原稿を書き、さらに『邪悪なものの鎮め方』の「あとがき」を書く。
原稿を書きながら iTunes で A long vacation from ladies を聴く。
昨日このトリビュートアルバムの話が出たときに、大瀧さんがカメオ出演しているという話がわからなくて、「え? どこに?」と訊いて、大瀧さんと石川くんに「ちゃんと聴けよ」と笑われた。
ちゃんと聴いたら、『Fun×4』に「散歩しない?」で登場されていた。
オリジナルの『Fun×4』では太田裕美さんが「散歩しない?」で参加しているので、その「裏を返した」わけなのだが、最初聴いたときに、大瀧さんの声があまりにも自然にはまっていたので、聞き逃してしまったのである。
このトリビュートアルバムは実にウェルメイドである。
私自身のフェバリットは「Pop-Pi-Doo-Bi-Doo-Ba物語」。
ヴォーカルは行川さをり。
これはまた不思議な、なんとも魅力的なヴォイスである。
他の歌はどんなふうに歌うのかとアルバムを買おうと amazon を検索したけれど、ソロアルバムは出されていないようである。
大貫さんはラジオで大瀧さんがゲストのときに、このアルバムで歌いたい歌に最初は「スピーチバルーン」と「カナリア諸島にて」をリクエストしたと話していた。
でも実際に録音したのは「君は天然色」。
これは原曲とはまったくテイストの違う、「ああ、この曲は、『そういう解釈』もありなのか・・・」という驚きのカバーである。
「スピーチバルーン」は私のフェバリットなので、大貫さんにはこれを歌って欲しかった気もするけれど。

『日本辺境論』が届く。
首都圏の書店では今日の午後にはもう配架されているそうである(はやくも「ゲットしました」というメールが届いた)。
都市部の大きい本屋さんでは明日には店頭に並ぶらしい。
みなさん買ってくださいね。
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