K錬会のK野くん

2007-08-19 dimanche

K錬会のK野くんが遊びに来る。
別に本名を公開してもよいのであるが、すでにK錬会でも、同門の諸君からK野くんは「ケーレンカイのケーノクン」と呼ばれているそうであるので、この呼称を引き継ぐのである。
K野くんとは彼が大学二年のお正月に多田先生のお宅のダイニングでお目にかかった。
工藤くんたちと並んで愉快そうにお酒をのんでいたので、古手のOBだろうと思っていたら、2年生であった。
今年のお年賀のときも多田先生のお宅でおめにかかった。
わいわいとお酒をのんでいい機嫌になっておしゃべりしていたら、彼の携帯が鳴った。
「もうみんな集まっているんだけれど、店どこに行けばいいの? だいたい、K野どこなの?」という問い合わせの電話であった。
彼はその日の同窓会の幹事であり、駅頭に人を集めておいて、そのことを忘れていたのである。
そういう愉しいK野くんである。
いまはロースクールの研修で、「たつの市」に来ていて、土曜に休みがとれたので、甲南合気会のお稽古に参加してくれたのである。
暑い中、30人近い諸君が稽古に集まる(暑いのに、ほんとによく来るなあ)。
熱中症で倒れられてはこまるので、ふだんより抑え気味の稽古にして、休みをおおめにとる。
みんなそれでも構わずがんがん飛ばしている。
元気な諸君である。
稽古のあと、みんなで氷を食べに行く。
「宇治クリーム」を食べる。
身体がしんしんと冷えてくる。氷というのはフィジカルに身体を冷やす食べ物なのであるということがよくわかる。
K野くんを囲んでプチ宴会をやりますから、このあとお時間のある人はうちに来てください、と稽古のときにアナウンスをした。
急なことだったので、集まってくれるのは4,5人くらいかなと思っていたら、炎天下にもかかわらず続々と人々がお酒や食材を手にやって来る。
さすがK野くん、人望があつい。
たちまち「勝手知ったる人の家」のリビングにご飯が並べられ、酒が注がれる。
K野くんを囲んで合気道の話をじっくりしようと思っていたのであるが、結局いつものぶんかちゃか宴会になってしまう。
K野くんは水を得た魚のようにたいへん楽しそうであった。
また遊びに来てくださいね。
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