9月13日

2003-09-13 samedi

GO TO HAWAII STRAIGHT TO HAWAII
とビーチボーイズも歌っている夢のハワイにやってまいりました。

ハワイ、いいです。

13日午後9時、関空発。
下川先生のお稽古、合気道のお稽古を終わらせて、ぱたぱたと荷造りをして、リムジンバスで関空へ。
3階のレストランでとりあえず生ビールにパスタで旅立ちの祝い。
兄上と合流して、チェックインを済ませ、出国審査を終えてラウンジでるんるんとカンパリ・コン・ヴィノ・ブランコを作っていたら、おとなりから「あの、ウチダタツル先生では?」と声がかかる。ぎくっとして振り返ると、どこかで見たようなフレンドリーな笑顔。
聞けばなんと三軸修正法の芦屋の講習会に参加された池上先生のご門人の諸田英男さんとその奥様の陽子さん。私たちと同じ飛行機で諸田夫妻もハワイでのバカンスの由。
世間は狭いというか、私が進んで世間を狭くしているのか分からないけれど、旅は道連れである。池上先生とは前日三宅先生のところでお電話で話したばかりであるし、このハワイ旅行に持ち込みの唯一の仕事は池上先生の『カラダ・ランドフォール』の解説文である。
さっそくラウンジで諸田さんの兄上ともども三軸修正法で背骨の歪みを補正していただく。これで快適な空の旅が約束されたのである。
シャンペンを飲んでご飯を食べて、『マトリックス・リローデッド』を見ているうちに眠り込み、目が覚めるとホノルル。
カウアイに行かれるご夫妻とお別れして、われわれはアロハ航空(脱力系)でマウイへ。30分の飛行。迎えのお車で Four Seasons Resort in Wailea へ。
植民地主義的な(きわめて快適な)リゾートである。
レイ(お約束)をかけていただき、部屋に備え付けのCDで HAWAIAN STEEL をかけると「あのハワイアン」がぼよよんと部屋いっぱいに広がり、脱力がいっそう進行する。
午後4時、まだ日は高いので、とりあえず西からの貿易風が吹く海岸へ。
何年ぶりかで海の水に浸かる。
マウイの海水は透明で、たいへん気持ちがよろしい。
部屋にもどって日没までベランダで海を眺める。
リゾートにはレストランが三つあるので、とりあえずイタリアンへ行く。
海岸を見下ろすテラスでハワイアン・サンセットをみつめつつ、南国のお約束であるフローズン・ダイキリで始めて、ビーフのカルパッチォ、モッウァレラのサラダ、ムール貝のパスタなどを頂く。たいへんに美味しい。
時差ボケでいきなり眠くなり、8時半にベッドにもぐりこむが、途中で二度ほど目が覚める。
ハワイは乾いていて、風があって、虫がいないので、たいへんに寝心地がよい。