温情会で神戸ベイシェラトンホテルでフレンチのフルコースを食す。
温情会というのは(すごい名前だな)、神戸女学院の全教職員の懇親会である。給料天引きで積み立てたお金で、年二回大阪と神戸のホテルで歓談の一夕を楽しむイベントである。
ウチダは三年ほど前に委員長をやり、そのときは「金に糸目をつけずに、美味しいワインを出そう」ということで大盤振る舞いをしたのであるが、ときどきの委員長の社会観の違いを反映して、下戸の人が委員長になると、「のみものはビールとウーロン茶だけ」というようなこともあるし、美食に興味がない人が委員長になると開会後1時間で食べ物がなくなるというような痛ましい会になることもある。
今回の三浦委員長はたいへんに世事に通じた方で、超豪華フレンチに「こ、これは高いぞ」シャンペンも潤沢で、ウチダは松田先生、古庄先生、ワルモノ先生と中高部の愉快な先生方と同じテーブルでたいへん幸福な一夕を過ごすことができた。
美味しいものを食べると、幸せになる。
次に美味しいものを食べるのは7月23日の非常勤講師懇談会(たぶん和食)と25日の芦屋ベリーニのイタリアン(これは三軸自在の池上先生、三宅先生とのご会食である)、盛夏には鈴木晶先生と「はも」を食べる予定。
合気道の稽古にひさしぶりに国分シェフが顔を出す。橘さんとの新店舗開店で大忙しらしい。新しいお店の名前は「RE-SET」。7月11日オープンで、営業開始は14日の由。
どんな美味しいワインとご飯が食べられるのであろうか、まことに楽しみなことである。(11日のオープンは翌日が佐藤学先生をお招きしてのシンポジウムがあるからあまり遅くまで騒ぐわけにゆかないのが、ちょっと残念)
合気道は新人が続々入会してきて、ずいぶん賑やかになっている。
話を聞くと、甲野先生のご本を読んで「武術の今日的意義に目覚めた」という方が実に多い。あきらかに甲野先生のおかげで日本武道界はゆるやかに盛運期に入っている。まことにその貢献を多としなければならない。先生どうもありがとうございます。
合気道のあと元町の大丸に行って、先回購入してサイズの小さかったワイシャツを交換してもらって、ついでにブルゾン、Tシャツ、ポロシャツなどを購入。
ぱくぱく食べても、ダイエットが奏功して、体重はついに70キロを切って、「夢の60台」に突入した。勢いがついたので、このまま痩せ続けて65キロまで落とすことにする。あと5キロ。
明日は志木合気会15周年でまた東京である。
忙しいね。
(2003-06-21 00:00)