3月19日

2003-03-19 mercredi

卒業式。
今年の合気道部の卒業生は院生二人だけである。(かなぴょんとヤベッチ)
快晴の卒業式日和。西宮の駅でヤベッチと一緒になったので、そのままふたりでおしゃべりをしながら登校。
よそさまから見たら「卒業式を迎える娘とその父親」というふうに見えるのであろうが、それにしても騒がしい父子であることよというふうに見えたであろう。
クー、おいちゃん、イクちゃんらが仕事を休んで同期の院生二人の卒業式に駆けつける。
三年生も8人全員揃ってお見送り。
矢部くんすでに涙腺がゆるみ始める。
内古閑くんはるばるも来ている。卒業式に「夫」が来ていたのは、たぶん昨日の卒業式でかなぴょんだけであろう。
赤星くんの姿が見えたという情報が流れたが、茶話会には姿をみせず。
私がメールで「よかったら卒業式にも顔を出して下さい」と書き送ったのであるが、そうとは知らない学生たちは、「赤星くんは実は女学院生に好きな人がいて、その卒業する姿を遠くから眺めるために来たので、わたしらに見つからないように、挨拶もせんと立ち去ったのではないか」などという噂が流れる。(私が流したのだが)
合気道部の二人に、江編集長のところで年季奉公をしているフルタくんも今年卒業なので(卒業にいたるまで、どれほどの険しい山を私たちは超えてきたことだろう・・・ねえ、フルタくん)その三人を囲んでの追いコンにみなさんぞろぞろとやってくる。
赤星くんもここで登場。途中からドクター佐藤も登場。セトッチも駆けつける。
週末の合宿には二人は参加できないので、恒例の「さよならセンパイミュージカル」は我が家のリビングで行われることになる。
矢部くんはティッシュ箱をかかえてスタンバイ。
しかし、「ありがとうセンパイ」という三年生のコーラスに耐えきれず爆泣。三年生も歌いながら号泣。
ウチダもついもらい泣き。
卒業式はこうでなくちゃね。

みなさんがお帰りになってから内古閑夫妻、ウッキー、フルタの「ふるふるンビ」(そういえば、残った四人は全員「姓に『古』の字が入る人たち」であった)でさらにおしゃべり。
そこに甲野先生からお電話。
先生に新曜社の武道本の「あとがき」をお願いしているので、その件の確認。

「ウッキー元気かって甲野先生が訊いてるよ」
「げんきでーす」
「佳奈ちゃん、ご結婚おめでとう、って甲野先生が言ってるよ」
「ありがとうございまーす」というような会話が行われる。

甲野先生は4月中旬に関西、四国、岡山と巡歴される予定だそうなので、4月17日をうちの講習会にして頂く。
というわけで、とりあえず 4月17日午後3時頃から6時頃まで、岡田山ロッジにて甲野善紀先生の講演ならびに講習会を行います。学外の方で参加ご希望の方は私あてにご一報下さい。