大学祭である。ふつうの先生たちは四連休であるが、私は一年でいちばん忙しい日々である。あまりにいそがしいので、雨の中を走り回っていたら、階段から二回も滑り落ちた。石の床なので、ぬるぬるしているのである。転んでいる人は私だけではないよ。
やすものの雪駄をはいていたので、底がゴムでまるでアイススケートのようによく滑る。
おかげで左足をしたたかにうちつけてしまった。
このコンディションで今日は演武をしなければならない。鬼木先生の杖のお相手もしなければならない。生きて「打ち上げ」を迎えられるであろうか・・
「負傷の弟子」(満身創痍なのだ)小川順子さんの最新論文をアップロードしました。市川雷蔵論。ご感想をお寄せ下さい。
(2000-11-03 00:00)