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2014年05月19日

守さんのところでフィリピンの出産のお話が

お世話になります。香川の守です。
フィリピンの貧困地区で産院を開院している冨田江里子さんを迎えて講演会を開催いたします。

去年お話しを伺ってこれは是非香川でも!と思っていたのですが、冨田さんをはじめ大阪の講演会の実行委員の方のご縁で1年越しにようやく実現をいたしました。

物質的には便利で豊かになった日本では見えてこない、いえ豊かだからこそ失ってしまった身体や心、そしてコミュニティーの在り方などをフィリピンの貧困地区でいるからこその視点で語っていただきます。

多くの方にご参加いただけるように会費は今回無料とさせていただいております。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

◎フィリピンの小さな産院から見えた日本-冨田江里子女史講演会in香川-

助産師である冨田さんが、どのような経緯で、フィリピンの貧困に出会い、そして、どのような思いで「無資格の外国人」でありながら、クリニックを続けているのか。2000年に始めたクリニックの活動は、10年を数え、地域の医療を支える中心的な場所になって来ていると言えます。
年間400件を超えるお産だけではなく、毎日25人以上の患者さんたちがやってくるクリニックの診療活動を通して、見えてきた現地の人々の課題について、そして、フィリピンの貧困地区との関わりを通して見えてくる本当の豊かさとは何か?幸せとは?そしてそこから見える日本の課題について語って頂きます。

《冨田さんからいただいたメールより抜粋》
「…可哀そうの眼鏡をかけて途上国をみることに慣れている人には、可哀そうでないことを話すと興味を失われる。 かといってクリニックやWISH HOUSEで支援は必要で支援要請もしたいし、ここの幸せな空気を伝えもしたい。
結局人の役に立つのも、人を苦しめるのも人なんだなと。
人は人によって良くも悪くも育てられる、生きるのに必要なものはそれほど多くありません。
現実、昔の昔、人は幸せだったなと。
幸せの定義が違うのでしょうね。お金で買えるものをどれだけ持つかが幸せの指標になりつつある。持つものと持たないものが皆同じ暮らしにはならない。日本のレベルに他国が全てなれば、環境破壊で地球が破滅です…」

日時:2014年6月28日 18:30~20:00
会場:丸亀市民会館 第2・第3会議室
香川県丸亀市大手町2-4-20
会費:無料
定員:70名(先着順)
お申し込み・お問合せは
こくちーず http://kokucheese.com/event/index/176047/

※冨田さんの貧民のためのクリニックの運営費は、寄付によって賄われています。当日は寄付の受付をいたします。

投稿者 uchida : 2014年05月19日 16:04