BFM TV の記事から

2017-04-25 mardi

昨日のフランスのBMFTVの記事から。
なんだか物騒な話になっている。
「北朝鮮、アメリカを『地図上から抹殺する』と恫喝
2017年4月24日
米朝両国間の緊張が高まる中、北朝鮮の公式サイトはアメリカが半島を攻撃したときにアメリカは「地図上から抹殺されるであろう」と述べた。アメリカがピョンヤンに対する威嚇的な態度を強めるにつれて、北朝鮮はその核攻撃プログラム開発を進めている。
北朝鮮公式サイトは、ワシントンが北朝鮮に宣戦布告した場合、アメリカ合衆国は「地上から消滅するであろう」と警告した。北東アジアにおける緊張を高めている威嚇の応酬についてのこれが最新の情報である。
土曜日に、アメリカの副大統領マイク・ペンスはアメリカの空母カール・ヴィンソンとその艦隊は「数日中に」日本海に到着するだろうと述べた。その一方で、北朝鮮による六回目の核実験の可能性についての噂が広まっている。
ピョンヤンはアメリカ大陸に核攻撃できるミサイルの建設を夢見ている。この自閉した国家は扇動的な発言を繰り返し、今月はじめからのわずかな期間に二度のミサイル実験を実行した。
政府広報誌である「労働新聞」は一連の社説において、北朝鮮軍は「剥き出しの軍事的恫喝」である空母の接近によって少しも動揺していないと言う。
「かかる恫喝はクラゲを驚かすことはできるかも知れないが、朝鮮民主主義人民共和国に影響を及ぼすことはない」と労働新聞は断言している。北朝鮮軍は「一撃でアメリカの原子力空母を撃沈する」用意がある、と。
プロパガンダサイトであるウリミンゾッキリはカール・ヴィンソンの派遣は宣戦布告であるとみなしている。「これは北朝鮮への侵入がつねに切迫していることの証拠である」。
軍の一将校の署名のある社説を通じて、サイトはアメリカの攻撃の後に「ただちに反撃」することのできないシリアと北朝鮮を同一視することは「重大な過誤」であるとワシントンに警告を発している。さらに、攻撃がなされた場合、「世界は、ワシントンが無思慮にも送り出した原子力空母は鉄くずに粉砕され、船底をさらし、アメリカと呼ばれた国が地上から消えるさまを見ることになるだろう」と書いている。
地域の巡回を終えたマイク・ペンスは、他のアメリカの高官たちと同じく、北朝鮮の核の野心に対する軍事的オプションを含む「すべての選択肢はテーブルの上にある」と語っている。