合気道兵庫県連盟の稽古会で、姫路の県立武道場へ。
総会があるので、みんなよりちょっとはやめに井上さん谷尾さんの事務方のお二人といっしょに姫路へ。
去年は忙しくて連盟のイベントは一つも参加できなかった(会員諸君は参加してくれたけど)。
濱崎会長、山田理事長、堀井さん、中尾さん、川端さん、松平さんら連盟のみなさんとひさしぶりにお会いして、久闊を叙す。
川端さんは前回の稽古のときに目にひどい怪我をされたと聞いていたが、ご無事の由。武田鉄矢さんがラジオで『日本辺境論』を何日か連続でご紹介してくださったのを仕事中のカーラジオで毎日聴いていたそうである。
武田鉄矢さん、いつもどうもありがとうございます。
帯文も書いてもらったし。一度ご拝顔の上、直接お礼を申し上げなければと思いつつ機会に恵まれない。
本部の金沢師範においでいただいて、2時間稽古。
ふだんは受け身なんかとらないので、若い諸君とばんばん投げ合っていると、1時間ほどで息が上がる。
途中で相手がみつからなかったら、さりげなく休もうかと思ったけれど、次々とお相手が「お願いします」とやってくるので、まあ行けるところまで行こうと肚を括ってばんばんやっていたら、いつのまにか2時間経っていた。
途中で川端さんとひさしぶりに組む。
1990年の4月に神戸に来てすぐに入門して、95年に精武館道場が震災で壊れるまで、川端さんとは実によく稽古した。こちらもまだ若く(最初のころはまだ30代だった)、いくら稽古しても疲れるということがなかった。
大学の合気道部はまだ出来たばかりで、部員たちには受け身と基礎くらいしか教えられなかったので、精武館で週一回思い切り投げ合い固め合うのがまことに楽しかった。
自由が丘道場から離れて、自分で稽古法を工夫しなければならなかった。技の理合ということがようやくぼんやりとわかりかけて来た頃で、稽古するほどに手応えがあった。
稽古を終えて、いつものように灘菊で懇親会。
樽酒をじゃんじゃん飲んで、ひたすら合気道の話だけする。
これが楽しいの。
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(2010-03-02 06:56)