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2017年04月25日

女流義太夫ふたたびプラス上方舞 in 凱風館

第十回 凱風館寄席
「女流義太夫ふたたび +上方舞 in 凱風館」

【日時】2017年6月25日(日)
    14時開演(受付:13時半)
【演者】太夫(語り)竹本越孝 三味線 鶴澤寛也 ゲスト・上方舞 山村若静紀
【木戸銭】2,000円
【服装】和装がベストですが、難しい方は普段の装いでお越しください
【対象】凱風館まわりの方
(甲南合気会、甲南麻雀連盟などの内田家の皆さん及びご家族・ご友人)
※申し込みは道場に貼っている用紙にご記名ください。

あの『女義界のクールビューティー』鶴澤寛也さんが、凱風館にもどってきます!
演目はお目出度い萬歳と泣かせる世話物。なんと竹本越孝さんの語りにあわせて、ゲストの山村若静紀さんが舞われるという特別企画。乞うご来場!


演目:
『萬歳』
『花競四季寿』の中の春の曲。萬歳の太夫と才蔵が初春を寿ぎながら町々を歩いていく。新年に限らずおめでたい時によく演奏されます。

『艷容女舞衣 酒屋の段』
義太夫節の中でも、いちばん有名といっていい一節、お園のクドキ、「今頃は半七さん、どこにどうしてござろうぞ」が語られ、あわせて若静紀さんが舞われます。キャラ的には若静紀さんと真逆のお園です。どうなりますやら、お楽しみに!

『バトルロワイヤル座談会「義太夫の女ってどうよ」』
『艶容女舞衣』のお園をはじめ、義太夫には、現代的には理解しがたい行動をとる女性がたくさんでてきます。そういう女ってどうなのよ、と、『困難な結婚』の内田樹先生が、朝ドラにも出演した女義のスター竹本越孝さん、女義界のクールビューティー鶴澤寛也さん、上方舞のファンキーな師匠・山村若静紀さんを相手に語りたおします。

プロフィール:
竹本越孝(たけもとこしこう)
1972年 竹本越道(元義太夫節保存会会長)に入門
1976年 芸団協新人奨励賞
1994年 (財)清栄会奨励賞
1998年 豊澤仙廣賞
1998年より「竹本越孝の会」主催
2000年 重要無形文化財総合指定保持者認定
2008年 女流義太夫初の、素浄瑠璃によるフランス公演を行う

鶴澤寛也(つるざわかんや)
1984年 鶴澤寛八に入門 寛也となる
1993年 豊澤雛代の預かり弟子となる
2004年より「はなやぐらの会」主催
2007年 鶴澤清介の預かり弟子となる
2009年 重要無形文化財総合指定保持者認定
(財)ポーラ伝統文化財団第25回奨励賞など受賞多数
『日本の身体』(新潮社)に内田樹先生との対談掲載

山村若静紀(やまむらわかしずき)
3歳より日本舞踊をはじめる
1998年 山村若佐紀(紫綬褒章・旭日小授章)入門
2004年 名取
舞台出演・門下の指導・伝統芸能のイベントプロデュースなど、幅広く活動している
本名・堀口初音として著書に『上方伝統芸能あんない』(創元社)ほか

投稿者 uchida : 2017年04月25日 11:10