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2015年03月15日

第四回凱風館寄席・鶴澤寛也さん登場!「はじめての女流義太夫in凱風館」

第4回 凱風館寄席
「はじめての女流義太夫 in凱風館」
【日時】2015年4月26日(日)
    14時開演(受付:13時半)
【演者】太夫(語り)竹本越孝 三味線 鶴澤寛也
【木戸銭】2,000円
【服装】和装がベストですが、難しい方は普段の装いでお越しください
【対象】凱風館まわりの方(甲南合気会、甲南麻雀連盟などの内田家の皆さん及びご家族・ご友人) ※申し込みは道場に貼っている用紙にご記名ください。

女流義太夫とは?
 義太夫(節)は、江戸時代に大阪のミュージシャン竹本義太夫が作りあげた三味線音楽で、当時大変な人気を博しました。人形芝居とともに発展し、現在でも、文楽(=人形浄瑠璃)の音楽部門として親しまれています。
女流義太夫は、太夫も三味線弾きも女性のみで、男性の座員で構成されている文楽には出演できませんが、こちらも江戸時代より約260年の歴史があります。
明治・大正時代にはアイドルとして大活躍。「おっかけ」という言葉は、男性ファンが娘義太夫の売れっ子を追いかけまわしたことから出来た言葉です。
(※ 娘義太夫の大スター、初代竹本綾之助を描いた松井今朝子著『星と輝き花と咲き』もぜひ!) それほどまでに大衆の心を掴んだ女流義太夫の魅力に触れる第4回凱風館寄席。古典芸能入門レクチャー&実演の特別公演です。

竹本越孝(たけもと こしこう)
1972年 竹本越道に入門
1998年より「竹本越孝の会」主催
2000年 重要無形文化財・総合指定保持者認定
2008年 女流義太夫初の、素浄瑠璃によるフランス公演を行う
(財)清栄会奨励賞ほか受賞多数
☆美形で色っぽいのですが、語りはものすごい迫力です。1982年のNHKの朝ドラ『ハイカラさん』(手塚理美主演)に、娘義太夫の役で出演したこともあります。

鶴澤寛也(つるざわ かんや)
1984年 鶴澤寛八に入門
1993年 豊澤雛代の預かり弟子となる
2004年より「はなやぐらの会」主催
2007年 鶴澤清介の預かり弟子となる
2009年 重要無形文化財・総合指定保持者認定
(財)ポーラ伝統文化財団 ポーラ賞奨励賞ほか受賞多数
*内田先生の対談集『日本の身体』に登場しています。偶然にも神戸女学院出身のお弟子さんがいて、しかも彼女のお姉様は現・女学院院長秘書である井出敦子さんです。

投稿者 uchida : 2015年03月15日 10:03