メイン
« 四国の守さんところで今年も講習会やります | 守さんちの五月のご予定 »

2013年04月19日

寛也さんのこれからの公演予定です。

みなさま

相変わらず不安定な気候が続きますが、おかわりございませんか。
いつもお世話になりありがとうございます。
たいへん遅くなりましたが今月のお知らせをさせて頂きます。

◆23日(火)6時半「女流義太夫4月公演」 国立演芸場
野崎村の段ー竹本駒之助師(人間国宝)・鶴澤津賀寿ほか掛け合い(私はツレ弾き)。
寺子屋の段ー大阪の長老、竹本綾春師は孫の豊澤雛文を伴っての久々の東京出演で話題となっています。
90をとうにすぎてもお一人で出稽古はなさるし、骨折してもあっという間に回復というお元気さです。

◆28日(日)1時「はなやぐらの会」 紀尾井小ホール
こもち山姥 廓噺の段ー竹本駒之助師(人間国宝)・鶴澤寛也ほか
お話 矢内賢二(立正大学准教授)
※おかげさまでお席が少なくなって参りましたので、お早めのご予約をお願いいたします。

近松門左衛門作で、足柄山の金太郎こと坂田金時(公時)の両親のお話です。
金太郎のお母さんがしゃべりまくるのが1つの聴きどころで、そのため通称「しゃべり」と申します。

駒之助師お気に入りの曲で、憂いあり笑いあり、後半はものすごいちゃんばらシーン満載です。
師匠は約1時間の演奏がまったくたゆむことなく、むしろ後半に行くにしたがって盛り上がりに盛り上がるのは
本当に芸の凄さとしか言いようがありません。
私は近松物独特の手数(三味線のメロディー)や間にに苦戦しつつ、師匠に丁寧な稽古をつけて頂く勉強の日々です。
10回の節目となります28日、どうぞみなさまお誘い合わせの上ご来場のほどを、何卒よろしくお願い申し上げます。

詳細はこちらよりご覧くださいませ
http://tsuruzawakanya.com/schedule

◇◇◇ 鶴澤寛也 ◇◇◇

投稿者 uchida : 2013年04月19日 09:08