Warning: main(http://www.tatsuru.com/head.html): failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.1 404 Not Found in /var/www/vhosts/tatsuru.com/subdomains/blog/httpdocs/archives/000213.php on line 107

Warning: main(): Failed opening 'http://www.tatsuru.com/head.html' for inclusion (include_path='.:') in /var/www/vhosts/tatsuru.com/subdomains/blog/httpdocs/archives/000213.php on line 107

<< 『現代思想のパフォーマンス』改稿中 | メイン | 今日も熱いぜ >>

2004年07月16日

意地張り男の夏スーツ

授業最終週となり、ひとつまたひとつと前期の科目が終わってゆく。このカウントダウンはなかなかよろしいものである。
夏休みになると、もうスーツを着なくてよいというのがうれしい。
大学教員というのは服装の自由がかなり認められているが、私は自らに課したルールとして、教壇に立つときは必ずスーツにネクタイと決めている。
カジュアルな格好で教壇に立つと、なんだか足下がスースーして不安になるのである。
この間、ウッキーの教育実習に行ったとき、高校の校舎に入るときにスリッパに履き換えさせられたのがすごくいやだった。
スーツにスリッパというのは「中年男の脇の甘さ」を図像的に表象しているような気がするからである(ジャージーに革靴というのも、そうだね)。
だから、イタリアンスーツに、磨き上げた靴、仕上げに「エゴイスト」をまぶして教室に行く。
全身から「なめたらあかんで」という戦闘的なシグナルがばしばし発信される(ような気がする)からである。
同僚の中には、かなりラフな格好をしている人がいる。
申し訳のようにネクタイを首にまきつけた「これでよかんべ」的な姿を見ると、なんだかもの悲しくなる。
私が学生だったら、教壇に立つ人はそれなり「気合いを入れて」いただきたいと思うだろう。
自分たちの前に立つためにこの人はそれなりの時間をかけてスーツを選び、シャツを選び、ネクタイを選んでここに来た、というのはわずかなことだけれど、学生たちは直感的にわかる。それが自分たちに対する一種の「敬意の表現」であるということもわかると思う。
しかし、暑い。
来週も集中講義があるから、あと四日間はいちおうそれなりの格好をしなければいけない。でも、そのあとは二ヶ月、半ズボンとアロハとゴムゾーリで過ごそう。

『現代思想のパフォーマンス』がさらさらと終わる。
20%まではゆかないが、かなりの量を削減。ラカンのところを中心に少し書き加える。
これで一丁上がり。
さて、ひとつ仕上がったから、週末は集中講義用のノート作りだ。
このノートをそのまま秋の朝日カルチャー・センターで使い回して、それをさらに『レヴィナス論第三部・時間/運動/記憶』に流用しようという「一石三鳥」計画なのであるが、果たしてそううまくゆくであろうか。
基本になるアイディアは「記憶は運動性のものである」というものなのであるが、どういうふうになるのか、まだよくわからない。
プルーストの『失われた時を求めて』に、マドレーヌを食べたら少年期の日が甦ったとか、けつまずいたらベネチアの石畳を思い出したとか、そういう話があった(ような気がする。遠い昔のことなので忘れた)。
それをネタにしようと考えているのであるが、うまくまとまらなかったら、そのままご放念ください。

投稿者 uchida : 2004年07月16日 10:13

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.tatsuru.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/215

コメント

内田先生
脳が沸騰しそうなので、気合いを入れてコメントを書いています。
我が校で冷房完備は、校長室とパソコン室だけです。

学校改善土佐日記を読んで下さるとのことと
大感激です。
7月5日から7月15日分を紹介します。


7月15日(木)  人事評価の導入はリコール隠しの二の舞だ
おとついは、校長が人事評価者研修会に参加していた。来年度から我が県で完全実施となる。県教頭会の研修で話を聞いたが、なかなかの仕事量だ。これに費やす労力と時間は膨大だ。それでも効果があるなら、構わないが、教頭を第一評価者として、教頭と教員とのつながりを分断しかねない。
この制度は、問題教師(指導を要する教員)選抜の証拠作りではないのか。それなら、あまりに労力に無駄があり、ディメリットが多すぎる。これが進むと、本来共有して再発を防止するための失敗が隠されてしまうようになるだろう。誰だって、評価が下がるのはいやだ。隠せるものなら隠し通したいだろう。三菱自動車のリコール隠しの二の舞だ。
ある学校の校長は、校長室に閉じこもりで、5時になれば、教員が仕事をしていても帰り出す。こんな校長が評価できるのか。その学校の教員が気の毒でたまらない。
たとえ優れたシステムであろうと、それを実施する人材が育成さていないと、百害あって一利なし。

7月14日(水)  いつまでも授業者でありたい
学校改善奮闘記に書いたが、「いつまでも授業者でありたい」「おれの授業を見てみろ」ではなく。悪戦苦闘しながら変わりゆく姿を見せていきたい。
本当に反省した者は、自分から話をする。隠しているものは、口でいうことと本音は違う。誰だって失敗はする。大切なのはそれを繰り返さないことだ。
今日の職員会でも自ら子どもの関わり方で問題が生じたことを、赤裸々に述べる教員がいた。そんなことは自分なら絶対しないと思っている人が一番怖い。私もするかもしれないと思う者が失敗を防ぐ。
職員会が済んだ後、岡山先生、太田先生の3人で、6年の子どもの様子や教師の関わり方について、情報交換した。岡山先生は何度も「こんな話がしたかった」「こんな話はできてなかった」と言われた。情報交換は、教師の孤立化や抱え込みを防ぐ。中央研修出張中の学級担任金田先生が否定的評価をしていた子どもついて、岡山・太田の両氏からそんな問題のある子どもではないと肯定的意見が出された。
教師や関わり方が異なれば、子どもは異なる反応を示す。
最近岡山先生の持ち味がでてきた。表情が明るくなった。子どもの実態認識の共有化というと難しいことのように聞こえるが、それはお気軽情報交換から始まる。


7月12日(月)  管理職はつらいよ
先週から月曜日の生活朝会で、週番の話の中で、注意だけでなく。全体で誉めるようにしている。今日も指標になる子どもを中心に誉められていた。こんなことは続けて欲しいが、学級からの発表を暗唱にしてはと提案しても、やる学級とやらない学級がある。
評価は鮮度が命ということで始めた「単元のあゆみ」(単元毎の通知票)をテストしても、速やかに発行しない学年がある。このような場合、管理職の指導性と教員のやる気との関係を考えると躊躇してしまう。あっさりと指導すればいいのかもしれない。同僚性といっても、お互いに批判しない関係になってしまう。管理職に指導めいたことを言われると、すねてしまったり、反発したり、不愉快な思いを露骨に表情に出したりする教員がいる。これが我が地域の教員の現状でもある。
研究の進め方と学校運営との関係で悩むことが多い。
管理職から観て、頑張っている教員と比較すると、10分の1も仕事をしていないのに、忙しい忙しいとう言う教員がいる。本当に忙しいなら、一番早く学校から帰れないはずだ。自分のことしか考えない教員が楽をする。そのことが、組織全体の意欲をそぐ。
同僚性の構築と自律性の確立に、ほど遠いのが現状である。
しかし、まだ希望はある。我が校には、学校改善検討委員会があるから。

今日1年の保護者から高熱の児童をそのまま帰らせたことに対して、苦情の電話があった。1年は本校でもモデル的複数担任学年である。担任が6年の音楽に関わり、副担任が5校時の授業(国語)と帰りの会を担当した。その場で、児童は頭が痛いことを訴えたのに、「もう少しで帰れるから」と言って、帰している。管理職にも養護教諭にも相談はなかった。責任を追及すると失敗の原因が隠れてしまうので、どうしてそうなったかを責任追及ではなく、システムを含めて検討していく必要がある。

7月9日(金)  学びに限界はない
山田先生の国語の授業を観ていて涙があふれてきた。51歳の学びの姿勢に感動した。
日に日に授業が改善されている。2年団の国語・算数同時実施分割の授業を観ていると、もっと自分も頑張らなければならないと勇気と希望がわいてくる。
文芸研の授業では、全国的にも有名な実践家である。その方が、新しいやり方も素直な心で取り入れ、レパートリーを増やす努力をされている。研究主任として、まさに率先垂範の姿に感動した。7歳年下の若造教頭のコメントさえ授業改善に活かそうとして下さる。
まさに、学びゆく者のみ人に教える資格ありである。教師の成長に限界はない。あるとすれば、もういいだろうと思う教師の自己満足だ。


7月8日(木)  学校改善ファシリテート方式
地区教頭会の役員で教育事務所に挨拶にいく。その後、10月15日(金)地元の総合センターで行われる。研究大会の打ち合わせをする。
単なる講演では、おもしろくないとの鳴門教育大の佐古秀一教授の提案で、シンポジュームをすることになった。メンバーの一人として私も参加する。夢がひとつかなった。大成功の研究大会にして、学校改善ファシリテート方式を広げていきたい。


7月7日(水)  トヨタ式最強の経営
佐古先生に学校改善のスーパーバイザーをお願いし、見る人が見ると分かるが飛躍的改善が進んでいる。佐古研究室の論文や佐古先生のアドバイスを聞いていると、世界的に有名な「トヨタ方式」と類似しているのに驚く。関心のある方は、「トヨタ方式最強の」経営」日本経済新聞社、柴田昌治、金田秀治


7月5日(月)  学校改善土佐日記創刊
なかなか実践記録というものは、残すのが難しい。いつかまとめてとなると、いつまでたっても残らない。
協働関係を基盤した学校改善を進めていく学校をめざしていきたい。小さなあゆみかもしれないが、土佐の教育改革の大きなうねりとなることを信じて。
「学校改善土佐日記」はリアルタイムの学校改善記録である。

投稿者 へなちょこ教頭 : 2004年07月16日 15:50

へなちょこ教頭先生へ:たいへん興味深く読ませていただきました。先生、うちの「長屋」に入居されませんか?すーさんの隣でがしがしと教育現場を論じてくれると、われわれはたいへん学ぶところが多いと思います。

それにしても「考課」問題はどこでも悩みのたねですね。

投稿者 uchida : 2004年07月16日 19:32

コメントしてください

サイン・インを確認しました、 さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)

(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)


情報を登録する?